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小説 人間失格

小説 人間失格

小説 人間失格

作家
太宰治
森禀
出版社
文響社
発売日
2021-06-03
ISBN
9784866513867
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小説 人間失格 / 感想・レビュー

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あまつ

なんだか海外で話題になっているという事を聞き、再読。本書は現代仮名遣いに直されている上、語句の注釈も多くて読みやすく仕上げられている。初めて読む人に勧めやすそう。この本を読むと、「人間」という言葉が、そらおそろしい物に感ぜられる。

2022/02/13

amhon

こちらの人間失格は現代仮名遣いに直されていて読みやすいです。10代に初めて読んだときは話が暗すぎて、読後も気分が落ち込んでいたのを思い出しました。主人公がひねくれている、というか考えすぎだろ〜〜と言いたいのは今も変わらず。誰にだって多少の道化をしながら生きているわけであって、主人公のように逐一まわりの反応を考えながら行動していたら、もう頭がおかしくなります。たとえ見たいと願ったとしても、絶対に見えない人間のそのとき一瞬の心情に常に怯えていた主人公こそ、太宰治自身だったのでしょうか。

2021/08/13

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