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もしものせかい

もしものせかい

もしものせかい

作家
ヨシタケシンスケ
出版社
赤ちゃんとママ社
発売日
2020-01-28
ISBN
9784870141469
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「もしものせかい」のおすすめレビュー

「もしもあの時こうしていたら…」と後悔が多い大人の心に刺さるヨシタケシンスケの絵本『もしものせかい』

『もしものせかい』(ヨシタケシンスケ/赤ちゃんとママ社)

 誰でも、「もし〇〇だったら…」という仮定の世界に思いを馳せることがある。1つの道しか生きられないと分かりつつも、どうしようもないこともあると分かりつつも、「あの時ああしていたら」「もしこうだったら」とさまざまな“あったかもしれない世界”を思い描く。それでも私たちは今ある現実を生きているわけだけれど、ヨシタケシンスケの最新絵本『もしものせかい』(赤ちゃんとママ社)は、そんな「もしものせかい」と、現実の「いつものせかい」について描く1冊だ。

 絵本は、主人公である男の子が寝ている間に、男の子のおもちゃと思われるロボットが猫にさらわれてしまうところからストーリーが始まる。ロボットは男の子の夢の中に現れて、男の子に「もしものせかい」へと旅立つこと、そしてもう「いつものせかい」へは戻ってこないことを告げる。そして「もしものせかい」について、「きみのこころのなかにある もうひとつのせかいだよ」「てで さわることはできないけれど きみのなかに ちゃんとある」と説明してくれるのだ。

 たとえば私たちが大切な…

2020/2/19

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もしものせかい / 感想・レビュー

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starbro

ヨシタケ シンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。本日(1/28)発売の最新作!!! 赤ちゃんとママ社発行の割には、ペパーミントグリーン&ラベンダーが印象的な、多少大人向きの哲学的絵本でした。本書の発行日を1か月先の2/28に設定しているのが不思議です。未来の絵本なのでしょうか?

2020/01/28

旅するランナー

もしもの世界といつもの世界。自分の中での仮想と現実。できなかったことが溜まっていくと後悔ばかりがつのるもんだと思ってました。でも、それらを前向きに貯めておく場所を持つ。物事の見方がガラッと変わります。タラレバが、いとおしくなります。この本に出会えてよかったです。

2020/11/02

zero1

死を描いている作品なのか。人はいつか死ぬ。別れることは必然で避けられないが、【別の場所に行った】との解釈もできる。だとしたら人生は【別れるための練習】をする場なのか。前からこの作者は哲学的なことをテーマにしているようだ。世界はひとつではなく、いくつも世界があるのかも。もうひとつ、人は生きる上で選んでいるのか?それとも【選ばされている】のか?実は自分で選んでいるように思えて、選ばされているのかもしれない。読み手によって、いくらでも深く考察ができる。薄い絵本だが内容は侮れない。

2020/04/28

誰でも多かれ少なかれ考えたことのある『もしもあの時、こうしていれば』という思いは、今の世界ではなく、もしもの世界に移動していて、大きくなっていく。哲学的で大人向けな絵本なように思いました。もしもの世界も現実の世界も、多くを学んで一緒に大きく膨らんでいくと良いです。

2020/02/02

mint☆

ヨシタケシンスケさん、お名前はよく見てたけど自分は読まないだろうなと思っていた。でも何故か今日ビビッときて手に取った。もしもあの時こうだったら、もしもあの時こう言ってたら。「いつものせかい」から「もしものせかい」に行くんだよ。過去のことをいつまでも考えてても仕方ないよって言われた気がした。大人のための絵本なんですかね。ちょっと哲学的で難しい。でも今の私にちょうどいい。他の絵本も読んでみたくなりました。

2020/02/18

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