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ロスジェネのすべて―格差、貧困、「戦争論」

ロスジェネのすべて―格差、貧困、「戦争論」

ロスジェネのすべて―格差、貧困、「戦争論」

作家
雨宮処凛
倉橋 耕平
貴戸理恵
木下光生
松本哉
出版社
あけび書房
発売日
2020-02-20
ISBN
9784871541770
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ロスジェネのすべて―格差、貧困、「戦争論」 / 感想・レビュー

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ヒデミン@もも

ロスジェネのすべてを語ってるわけではない。いろんな時代にいろんな想いを抱いて生きている人がいる。

2020/04/30

更紗蝦

著者は1975年生まれなので、1972年生まれの私とは3歳しか違わず、しかもサブカル気質であるところが似ているので、著者が「黒歴史」として語っている「自己分析」には大変共感するところが多かったです。ただ、著者は音楽シーンからは距離を置いて二十代を過ごしたようで、サブカル気質の若者の右傾化に音楽が果たした影響については触れていないのが、少々残念でした。右翼的な雰囲気をロックに組み込んで注目された『東京事変』を新鮮に感じて、それをきっかけに右翼的なモノへの抵抗が薄れていった人は、少なくなかったはずです。

2020/09/18

ophiuchi

どの対談も面白かったが、「自己責任」で個人を責めることはは江戸時代から続いているという話が、現在の新型コロナ感染症での「自粛」に直接つながっていて、この先が怖いと思わずにいられなかった。

2020/05/09

呼戯人

1970年代から1980年代初めにかけて生まれて、バブルが弾けた後の就職氷河期に青春を送った人々の人生を対談で描いている。大学に勤めている人が3人、そして高円寺で飲み屋を経営しながら、反原発デモや主にアジア圏の人々と交友関係を作り、自己主張をしている人の面白い人生を描く。中でも驚きは、自己責任という考え方が新自由主義だけではなく日本の江戸時代の家と村システムの中から連綿と続く心性であったことを突き止めた研究者の主張である。それはなんと1950年代まで続いていた日本人の心性なのだそうである。

2021/06/01

nori

I felt sympathy with socialists but editor's idea is not the same. She warns brain wash by right wing and I agree. However, why ロスジェネ does not move such as labor union to get minimum wage? Certainly there ARE reasons and I would expect analysis by her

2020/08/19

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