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ひめゆり忠臣蔵

ひめゆり忠臣蔵

ひめゆり忠臣蔵

作家
吉田司
出版社
太田出版
発売日
2000-07
ISBN
9784872335316
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ひめゆり忠臣蔵 / 感想・レビュー

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gunji_k

当時の皇太子に火炎瓶投げて捕まった知念功が、獄中で警察にボコられるどころか、「ヤッタヤッタ」と褒めちぎられ、できる限りの接待をされていたというエピソードがすごい。事件の夜、「本土の幹部連中は責任とらされると真っ青になってる」のに、民謡酒場で沖縄警察の幹部が「いーい気色で踊ってとるわけよ、皇太子が襲われた晩にぃ(笑)」、というエピソードもくらくらする。さすが昭和天皇が一度も訪問できなかった沖縄。しかし、そんぐらいされてんだよ沖縄は。これは読むべき本。

2014/08/22

seichan

戦後アメリカの占領下にあった時代にエリートとして米国に留学して沖縄をリードした「米留」組の本土復帰後の顛末、過酷な地上戦の中の悲話として語り継がれる「ひめゆり部隊」の背景にある、明治以来の本土による皇民化政策とその先兵としてのエリート意識などなど、吉田司特有の露悪的で講談風な語りでつらつらと辿られていく。沖縄の「一方的な被害者・犠牲者意識」はそのまま本土における「一方的な被害者・犠牲者意識」と合わせ鏡。終章の与那国島の話は始終エロ話だが、同時に「下々戦記」で描かれたような古代神話に通じる響きもあった。

2015/12/17

Y_Kuroyanagi

20180903ー20180906

2018/09/06

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