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父親たちの星条旗

父親たちの星条旗

父親たちの星条旗

作家
ジェームズ・ブラッドレー
大島英美
出版社
イースト・プレス
発売日
2006-09-27
ISBN
9784872577303
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父親たちの星条旗 / 感想・レビュー

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しいたけ

硫黄島に星条旗を揚げるまでの恐怖の戦い。星条旗を揚げたあとも実は続いていた地獄。そして、あの写真を使ったプロパガンダに狂わされていく生存兵。写真に写っている生存兵を父に持つ息子が書いた本。日本に留学までした息子が描く硫黄島の戦争は、はっきりそうと言い切れない些細な違和感を私に持たせる。お互いさまとか戦争だからとか、簡単に割り切れるものではない。今の平和の基盤の脆さを思う。父親は決して硫黄島のことを話さなかったという。英雄の傷は、硫黄島の地中に張り巡らされた迷路の如く、暗く深い。

2018/08/05

f/s

もともと映画を見ていたから大体の内容は知っていた。 それをさらに詳しく知ることが出来て良かった。日本人視点の硫黄島の戦いとアメリカ人視点で見比べるといろいろと見えてくる。

2014/08/24

げんさん

有名な写真の6人の記録を丹念に追う。戦死した3人はもとより、米国に帰国できた3人も、必ずしも幸福ではなかったようだ。軍事用語などの誤訳が目立ち、やや興ざめ。

2014/04/21

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