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ファウスト (まんがで読破)

ファウスト (まんがで読破)

ファウスト (まんがで読破)

作家
ゲーテ
出版社
イースト・プレス
発売日
2008-08-01
ISBN
9784872579741
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ファウスト (まんがで読破) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

十代の頃に挫折した古典の名作。以来、戯曲に対する苦手意識を持ってしまったのがこの『ファウスト』でした。マンガは原作の空気感を出しているとは思えないけど、後世の様々な物語の“はじまり”になっているという感じを強く受けました。【ドクター】の称号を得たファウストは、錬金術を用いてホモンクルス=人造人間を作ることに成功しますが、【これ】には心がなく、失望します。学問一筋の人生を生き直そうと、そこに現れた悪魔メフィストと魂を渡す契約を交わして若返り、マルガレーテと恋に落ちますが……。いつかは原作にリベンジしたい。

2014/09/10

としP

この宇宙に神の聖域などない。救いと裁きの鎖に魂をつないで喜ぶような傲慢な神などいない。宇宙は孤独なのだ。無限の闇に怯えているのだ。不安をかき消す光を求めて星を生み、生命を育んだ。我ら人間は先の見えない暗闇をさまよう孤独な旅人。そして、希望を生み出す可能性をもって生まれた。この宇宙を照らしうる可能性をもって生まれた。

2017/05/14

スリカータ

動機は練習しているピアノ曲「メフィストワルツ」の譜読み。先ず、Google翻訳を使って村の居酒屋での踊りの場面を読み、更に全編を要約サイトで読み、今回は漫画で読んだ「ファウスト」。原作に正面から向き合うのが最良だと思うが、自分には理解が届かないだろう。ファウスト博士と悪魔メフィストの詩的往復書簡(問答?)を漫画に起こすのは難しかったと思う。作画の力で内容は解りやすい。作曲家リスト好みの普遍的かつ壮大なテーマ。ただ、マルガリータを誘惑する村の居酒屋の場面が割愛されていたのは残念。

2023/04/09

あっきー

⭐3 三体にファウストのホムンクルスが一瞬出てきた気がしたので読む、良くできていて面白かったので原作本も確か持っていたなと思い10年以上積んだままの新潮文庫をひっぱりだした

2021/07/04

ヘビメタおやじ

こんなに分かりやすいストーリーとは想像もしていませんでした。もっと哲学的、形而上学的な内容だと勝手に思い込んでいました。「若きウェルテルの悩み」は読んでいるので、そこから考えれば、それほど晦渋なものはゲーテは書かないですよね。ただし、ファウストの不安の霧消は、まんがで伝えるのには限界があるのでしょう、今ひとつスッキリしませんでした。そんなこと言うなら、原作読めということですね。

2016/07/24

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