日本魅録2
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日本魅録2 / 感想・レビュー
ぐうぐう
『日本魅録』、待望の第2巻。書くことに対する憧れが、純粋な喜びとして一文一文に素直に表現されていた1巻に比べ、こなれてきた感のある第2巻は、やや饒舌さが窺えるものの、そこに描かれている俳優業や映画界に対する香川の真摯なまなざしは健在だ。それでいて、「意味の崇高な理論で説き伏せられることもある。でも本来、意味など私は欲していないのかもしれない。日々暗転する世界情勢や戦争や痛ましい事故比べれば、映画なんか本当に希薄な存在なのだ。意味がないものを、意味を持たずにやった時、(つづく)
2010/07/07
にゃおん
何よりもいいのは、索引が付いていること。初めはお目当てのオダジョー絡みの箇所を読み、その後、通して読みました。
2014/06/20
青葉麒麟
歌舞伎の名門出で東大卒で俳優やって文才がこんなにあるとは本当に凄い!!天才なんだね(⌒‐⌒)
2011/11/05
青葉麒麟
前作よか一寸パワーダウンしたような気がするけれど、それでも充分に面白かった。本業の方が忙しいのに大したもんだよ。この時点で新井浩文に目をつけているとは見る目があるね。
2013/10/10
katta
待ってましたの2巻目。前作で香川照之の途方もない文才を知ってから、首を長くして待っていた。最近の日本映画に出てないものが少ないほどの活躍ぶりだが、現場の雰囲気は役者の素顔、交遊録まで、やや喋りすぎとも思えるほどに語っていく。そのなかで、自分が歌舞伎役者の息子であることのジレンマや祖父が驚くほど自分と似ている事に驚くことなど、ああ、この俳優は本当にマゾで演ずることがすきなんだなあと思う。たいへん面白かった。
2010/07/12
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