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日本魅録3

日本魅録3

日本魅録3

作家
香川照之
出版社
キネマ旬報社
発売日
2011-02-25
ISBN
9784873763491
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日本魅録3 / 感想・レビュー

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青葉麒麟

相変わらずの安定した文章の面白さは健在。三谷幸喜監督作品の『マジックアワー』の回の衣装合わせの件が最高だった。三谷幸喜、かなりの変人だわ。木村大作の『劔岳』に懸ける思いが熱すぎる。最後まで撮れて本当に良かったと思う。

2013/10/23

ぐうぐう

冒頭の告白に驚かされる。俳優の定義とは、演技をすることだと若い頃は信じていたと言う。やがてそれは、監督の要求にひたすら耐えることだと悟る。しかし、今はそうではないと、香川は唱える。俳優の定義とは「現場で働くスタッフや共演者に対し、『今日この現場に来て良かった』と思ってもらえるささやかな一日を提示するために私がどれだけ貢献出来るか、という小さな一点に他ならない」と言い切るのだ。果たしてそれが、俳優の定義、そして役割なのだろうか。本書を読み終えると、まさしくその通りだと頷かずにはおれなくなる。(つづく)

2011/06/14

てらさか

改めていろいろ香川さん出演の映画を見たくなった(鬼が来た!は途中で眠ってしまったので…)。

2020/08/19

naginuko

ちょっと文章がくどいが、映画の作り手側を知ることができる。

2015/03/28

poefan

拒否することを知らない男の俳優は、男の名文家でもあった。サービス精神ありすぎ男優が読ませる文章を書くとなると凄まじいことになるのだと実感した。

2013/05/11

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