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また旅。

また旅。

また旅。

作家
岡本仁
出版社
京阪神エルマガジン社
発売日
2019-04-23
ISBN
9784874355954
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また旅。 / 感想・レビュー

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おいしゃん

日本各地を旅し、名物を食し、現地の民藝を求めて、人と会う。観光というより、現地の空気を感じる、という旅をまとめたエッセイ集。やはり国内旅行は奥が深い。素敵な写真もたくさん。

2019/12/18

チェアー

構えずにひょいと思いついたら、気軽に旅に出る。目的は一つだけでもなくてもいい。だれかに会って、少し話せたら、少し美味しいものを食べられたら、現地の空気を少し吸えたら。目的が達成できなければ、次のお楽しみにしてもいい。こんな旅ができればいいなあと思う。時間がいるのだけど。

2019/08/02

kuukazoo

羨ましい旅の記録。観光は観光なんだけど、あまり目立たないというか、非日常過ぎず、生活に近い感じ。こういうスタンスで旅をしたい。旅の目的とはなんだろう。そこにしかないからそこに行く。別に名所や有名店である必要もない。街を歩き、個人の工房で器や雑貨を買い、建築や公園を訪れ、地元の店で食事やコーヒーや酒を楽しむ。気に入れば何度も訪れたいし、新しい発見があればまた次の目的地ができる。知っている街もいくつかあったけどその中でも知らない場所がいっぱいあった。名古屋なんて毎年行ってるのに壁画なんて気づかなかった。迂闊。

2019/10/25

qoop

日本各地を旅し、土地々々の土産を求め、料理を食べる…と書くと凡百のガイドブックや紀行本のようだが、本書は少々様子が違うと感じられた。なぜか。著者の目線は読者に媚びていない、欲するものを意識していないからだろう。あくまでも築いて/磨いてきた自分の価値観に基づき旅した記録であり、それだけでなく、その価値観をこれまでの仕事を通じて広めてきたからだ。読者を引き込み育ててきた雑誌編集者の、理想的な歳の取り方を著した一冊にも思えた。

2019/10/30

T M

岡本仁さんの本には今までとても助けられている。 一言では言い表せないが、岡本さんが選ぶ行き先行き先が自分の中ではドンピシャで次の目的地候補として参考にしたいということと、この文体。押し付けず、鼻に括っておらず、長年の経験と自信に裏打ちされてるのだろうけど「先輩、教えてください」と聞いて教えてもらった感じで丁度良い。 私の個人的な話だが、大の趣味であった国内旅行も一通り巡った感があってモチベーションダウンになってたが、岡本さんの文章読むとまだまだ面白い場所はいっぱいあるなという励ましをもらえるのだ。

2022/06/11

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