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70年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)

70年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)

70年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)

作家
大場正明
町山智浩
高崎俊夫
大森さわこ
河原晶子
アレックス・コックス
鈴木慶一
北沢夏音
粉川哲夫
生井英考
川本三郎
滝本誠
渡部幻
出版社
芸術新聞社
発売日
2013-01-10
ISBN
9784875863434
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70年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ) / 感想・レビュー

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たらお

ベトナム戦争によるアメリカの敗戦が色濃く漂う70年代。帰還兵の苦悩が描かれたディア・ハンターやタクシードライバーなどが出てきたが、個人内ベストは、作家性を前に出した作品群。①ゴッドファーザー(コッポラ)②激突(スピルバーグ)③ゾンビ(A・ロメロ)④時計じかけのオレンジ(キューブリック)⑤ファントム・オブ・パラダイス(デ・パルマ)アメリカンニューシネマから続く、アンハッピーエンドというか、予定調和で終わらない映画が多数観られた10年間。

2024/03/29

Yusuke Oga

うーん。アルトマンの「3人の女」とバード・シットとかすごく観てみたい。

2014/11/03

midnightbluesky

それぞれの年代の100シリーズが出ているけれど、政治や社会の動きに連動していた時代が70年代の映画が興味深いので、読んでみた。執筆陣も豪華。

2014/03/04

nizimasu

どうも個人的な興味もあるけど、アメリカが繁栄を謳歌していた時代からキューバ危機やベトナム戦争といった負の影が忍び寄ってきた時代でもあって、映画の内省的な表現やポップアートを通過したような映画。さらには、アメリカ人のアイデンティティを問う映画も多い。いわゆるハリウッドの超大作にはあまり興味のない自分にはこの時代の作品群には興味が尽きないなあ

2013/08/17

梟をめぐる読書

アメリカ映画の70年代。それは個々の思い入れによって回顧されるための時代では全然なく、一方では老人ばかりで硬直化したハリウッドシステムのもとにニューシネマの旗手たちが殴り込み、他方ではルーカスやスピルバーグといった新進気鋭の監督たちが放ったヒット作(『ジョーズ』や『スターウォーズ』)によってブロックバスター方式やメディアミックスといった今日的な宣伝方式の基礎が確立されていった、映画産業の黎明期でもあった。『エクソシスト』が「親の目から見たカウンターカルチャー」という町山さんコラムの指摘は、なるほどなぁと。

2013/01/12

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