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プラトニック・アニマル: SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫 O 50-1)

プラトニック・アニマル: SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫 O 50-1)

プラトニック・アニマル: SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫 O 50-1)

作家
代々木忠
出版社
幻冬舎
発売日
1999-12-01
ISBN
9784877288280
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プラトニック・アニマル: SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫 O 50-1) / 感想・レビュー

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よつ葉

子供の誕生が、神秘的と感じるように、受精卵ができる行為は、それよりも、もっと純粋で美しい行為だと思う。心を持ち寄った美しい行為。つい、歪んだ目で見てしまいがちだけど、その奥にある純粋な部分にもっと気づいて欲しい。意識を向けてほしい。自分から邪がそぎおとされる感覚。毒がぬける感覚。重たい鎧をはずした、人間の原形。読んでいて、泣く所じゃないのに涙が溢れた。自分が感じきれなかった部分、これからの課題。私の人生は確実に豊かになっていく。

2016/09/27

einstein

『プラトニック・アニマル』読了。ひょんなことからSEXに関するこの本を読むことになったのだが、思った以上に哲学的で密度の濃い内容だった。僕たちは〈制度の世界〉と〈本音の世界〉の両方に生きているが、近年では、特に男性だが、〈制度の世界〉を重要視するあまり本音を抑圧するようになったらしい。この〈制度の世界〉での建前上の自分をエゴ(自我)というが、それを壊して本音に素直になるきっかけがSEXであり、それによって人は本当の自分になれる。今までにない考え方であり、自分の価値観が大きく変わってしまった一冊だった。

2015/09/20

Nao Izumi

宮台真司氏推薦(https://goo.gl/SUkoDo)。表向きは刺激的だが内容は極めて真面目。本能と理性・うちとそと・心と体、それらを隔てるボーダーラインすれすれのところを感性で観て捉える。知ると知らぬと纏った社会通念とそれに育てられた自分の「理性」から解脱して、心のままに本能のままに人同士が求めあうところに、ほんとうの充足がある。そうやってあるがままになる・あるがままになっている自分でいることを自分で認められる、自分にはそんな時がどれほどあっただろう。

2016/05/01

禅・しんじ

代々木忠さんは、山本晋也監督を育て、あまたの性豪を観ていた。性描写の大御所のエッセイです。テクニックを自慢するより、女性に主導権を渡すこと、とあったのは共感した。社会人が制度や理性から解放される時は必要だと思いました。

2014/09/03

王子

ヨヨチューの貫くスピリチュアルな信念はほとんど生理的に受け入れられないが、セックスにおいて男or女のプライドを捨てよという南智子との対談はよかった。

2017/08/29

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