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廊下で座っているおとこ (りぶるどるしおる)

廊下で座っているおとこ (りぶるどるしおる)

廊下で座っているおとこ (りぶるどるしおる)

作家
マルグリット・デュラス
出版社
書肆山田
発売日
2007-05-01
ISBN
9784879953285
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廊下で座っているおとこ (りぶるどるしおる) / 感想・レビュー

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koz

表題作は静かながらも熱い官能を伝える。ひたすらに匿名のおとことおんな、そしてそれを俯瞰しまた嗅ぐわたし。「おんなの眼はなにもみぬままに半ば開き、ふたたび閉じる。みどり、の。」 同じおとこ、の題でも大西洋のおとこ は同名の映画のサブテクストであり、写っているのは38も齢下の男ヤン・アンドレアとのこと。この文の主人公は「不在」。不在のもとを抜ける風、窓の外の鷗そして残る高揚感。「忘れて、もっと。さらに、もっと忘れて。」流れる文は不思議なイメージを残す

2013/08/24

PukaPuka

デュラス節!こういうのもよい。延々と読みたい詩のような文章。

2021/01/16

「今度、あなたは自分しかみていないところで死んでゆく。」(「大西洋のおとこ」)

2020/01/05

ドミニク

★★★★☆

2013/06/18

黒猫

とてもフィジカルに訴えかけてくる作品で圧倒されました。描写が女性的(この表現が正しいかはわからないけれど)なので男はこれを読んで新鮮な気持ちになるかもしれません。文章から作者の吐息が漏れてきている気がしました。

2013/01/30

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