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知の愉しみ 知の力

知の愉しみ 知の力

知の愉しみ 知の力

作家
白川静
渡部昇一
出版社
致知出版社
発売日
2011-09-16
ISBN
9784884746100
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知の愉しみ 知の力 / 感想・レビュー

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roughfractus02

本書は、知の習得法や知の活かし方を知りたいと考える際の前提にある<私が知る>という能動的姿勢を脇に置く必要を説く。対談者は、私を「知る」主体としないために新しいものの理解ではなく、古典の暗唱・暗記を推奨し、それをルーティン化する受動的姿勢を保つことが、知の習得を自動化し、習得した知の諸断片を展開させて体系化する基盤を作る、と語る。書き写すのは手であり、諳んじるのは口と耳である。目標を決めて持続し、体系化する知を評価するには自らの体に合うルールをまず見つけることだ。すると、身の丈でいることは身の丈を超える。

2021/01/14

冬薔薇

とても読みやすく面白かった。

2010/06/15

残心

漢字、英語の両巨頭による対談本。 印象に残ったことは、二人とも次のようなことを言っておられた。 暗唱などして憶えることの重要性 ・ 言語として日本語が優れていること ・ 漢字などの教育を以前に戻して古典を読めるようにすべきこと ・ 言葉を失くすと伝統も文化も廃れること。 大陸から来た留学生が「論語」の日本語訳で初めて「論語」の意味が分かったとのこと。 意味を理解しないと日本語は読めないが、分からなくても読める言語が多いようだ。 日本は最近、英語教育に力を入れているようだが、基本的に大間違いの政策。

2016/12/18

yarake isuke

以前ウェブでこの対談を知っていたが、本になっていることに気づかなかった。本屋さんで見つからなかったので、図書館で借りる。曾國藩の『家訓』を読むたびに胸が熱くなる。対談なので読みやすく、好きな本。

2010/04/12

JC

白川先生と渡部先生の二大巨頭の対談て生で聞いてみたかったです。

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