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危ない薬 愛蔵版

危ない薬 愛蔵版

危ない薬 愛蔵版

作家
青山正明
出版社
データハウス
発売日
2001-10-01
ISBN
9784887186392
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危ない薬 愛蔵版 / 感想・レビュー

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フクミミ

「好きこそものの上手なれ」ではないが著者のドラッグ愛の深さと、知識の深さが伝わって来る。「ダメ、絶対」なドラッグから、身近なスパイスや園芸種、市販の薬や嗜好品まで、当時の依存性のあるものは(92年発行の古い本だが)ほぼ網羅されていたのではないだろうか。とにかく著者の知識と経験は豊富であり、言葉選びも巧みで面白く読めた。「危ない薬」と言うタイトルであるが、一番危ないのは著者だろう。重度のジャンキーで少女性愛者だという青山氏、こういう人には恐ろしくて 近寄れないが、本だと安心して手に取る事が出来る。

2017/05/08

Ted

'92年11月刊。人間は脳が発達している分だけ余計、精神変容物質を動物の中でもとりわけ好む動物なのだろう。それは、非合法とされている麻薬のみならず身近な嗜好品にも当てはまる。酒や煙草、砂糖、コーヒー、チョコレートも「嗜好品」というと聞こえはよいが、呼称はどうあれその本質は麻薬と同じく脳内で作用する「依存物質」に他ならない。一見、別物と思われがちなそういう嗜好品も当然のごとく違法な薬と同列に扱われている点に著者の教養を感じた。しかし本書はくれぐれも読むだけに留めておき、当然だが決して実践に移してはいけない。

2012/08/22

みゃーこ

(A)青山正明は天才ライターだと思った。これほどのドラッグの知識と経験をもち、なおかつ実力のあるライターはもう出ないだろうと思う。彼ですらドラッグの魔の手からは逃れることができなかったのか。とても惜しい人を亡くした。 「僕は人の心を一瞬にして変えてしまうドラッグの面白さに魅了されこの世界にのめりこむようになった。人生なんて所詮は暇つぶし。限られたハレの舞台ドラッグをしこたま服用して気持ち良く生きよう」(本文より)

2012/07/24

ソル

読んでる本にドン引きするという初めての体験をしました。「死にたい」と呟いた中学生の娘にスッと「完全自殺マニュアル」を差し出した私ですが(シャレですよ)もし「クスリやってみたい」と呟かれてもこれは渡せない。シャレにならないもん。ガチだもの。ドラッグは「ダメ!絶対!」と言われても納得できない、詳しく教えてと思っていたのでここまで教えて頂けて満足です。正直栽培方法とか詳しい吸い方までは不要でしたがまあ色々参考になりました。知ってて損は無いよね。

2019/03/27

ぴー

よかった。ドラッグについての基本的知識を身につけることが出来る。個人的にはドラッグとはあまり関係のない第4章が一番面白かった。

2012/05/21

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