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ポケット詩集

ポケット詩集

ポケット詩集

作家
田中和雄
出版社
童話屋
発売日
1998-11-01
ISBN
9784887470033
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ポケット詩集 / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

今回再読してこの詩集は、友達のようなものだと思った。単なる紙の集合体ではなく、本を開けば、自分の心に寄り添ってくれる言葉たち。悲しいとき、さびしいとき、やりきれないときなど、ここに収録されている詩はそんな辛い状態をあっという間に解消してくれる。言葉の力を信じることができたら、どんな薬よりも心によく効く。それだけではなく、楽しい時や嬉しいときに読むと、その喜びがさらに大きくなるのだ。これからも宝物の本の一つとして、繰り返し読んでいきたいと思う。

2015/06/22

新地学@児童書病発動中

ここに登録してから5回読んだ詩の選集。その前にも読んでいるので10回以上は読んでいると思う。読むたびに自分の血肉になる内容を持っている。どのようにして人生を生きていくかということを説いた詩が多く、その点が特に気に入っている。冒頭に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が置かれているのが象徴的で、たとえ人に認められなくても、馬鹿にされても愚直に生きていくことの意味を、読み手に問いかける。強烈な印象を残す「便所掃除」も、賢治の精神と共通するものがある。今回読んで、この本は自分の原点の一つだと思った。繰り返し立ち返りたい。

2017/01/22

新地学@児童書病発動中

何回も読んでいますが、読むたびに愛着が深まる詩のアンソロジーです。難解なものは1つもなくて読みやすいです。詩が苦手な方にも自信を持ってお勧めします。考えさせるもの、くすりと笑えるもの、じーんと感動するもの、強烈な印象を残すものなどバラエティに富んでいます。まどさんの最高傑作で命の重みをシンプルな言葉で表現した「ぼくが ここに」と、誰もが嫌がることを誰がやらないといけないという濱口國雄の「便所掃除」が私のベスト。

2009/11/08

kiisuke

詩がもっている力ってなんだか凄そう、と前回読んだ江國香織さんの詩集で思いました。興味が湧いていたところにちょうどお気に入りさんたちの詩の書評も目に留まり、さらに刺激をうけて、前から積んでいたこちらを読んでみました。ほんわり優しい気持ちになれるもの、ピシッと気持ちが引き締まるもの、なぜだかわからないけど元気がでるもの。。ほんの短い文章なのに、読むだけで自分の心の中がこんなにも変化するなんて。言葉って頼れる存在なんだなぁと思いました。詩を知っていることはとても心強いこと。いろんなときに開いてみたい一冊。

2015/12/07

シュシュ

この本を読むたびに新しい発見がある。今回は岸田衿子さんの『南の絵本』。速くたくさんという効率化とは正反対のメッセージが心に響いた。「いそがなくてもいいんだよ/種をまく人のあるく速度で/あるいてゆけばいい」長田弘さんの『世界は一冊の本』もよかった。書物以外のものでも本といえる。読もうとする心、感じる心、イメージする心があれば全てのものが本になる。「どんなことでもない。生きるとは、/考えることができるということだ。」それから、新川和江さんの『わたしを束ねないで』。読むたびに心が解放される。

2017/05/04

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