読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文 (ディスカヴァー携書)

越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文 (ディスカヴァー携書)

越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文 (ディスカヴァー携書)

作家
越前敏弥
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2011-02-21
ISBN
9784887598959
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

あの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめ、数々の文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥さん。
前著『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)で、全国6万人の英語自慢の鼻を見事にへし折った彼から、新たな挑戦状が到着しました!
「誤読・誤訳に陥りがちな英文・文法」に続いて、本書では「より自然で、かつ正確な訳文を当てるスキル」を読者に問います。

たとえば、こんな問題。
Q 下の訳文は、日本語としてどこがおかしいでしょうか。
「逃亡中の犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。」

答えがわからないという方。
では、あなたがこのシチュエーションにいたとしたら、殺してやりたいほど憎い相手に対して、「彼」という言葉を使うでしょうか?

この例が示すように、翻訳とは「原著者が仮に日本語を知っていたら、そう書くに違いないような日本語にすること」なのです。
本書では、適切な訳文をつくるトレーニング問題を30題収録し、それぞれにページを惜しまずに丁寧な解説をつけました。

本書は、まさに、翻訳学校やカルチャーセンターで1,000人に及ぶ翻訳学習者と接してきた著者だからこそ書ける内容であり、
すべての英語学習者が知っておくべき日本語訳の学習法や、英文を深く読みとるための秘訣を惜しみなく公開するものです。

越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文 (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

junya shiraishi

翻訳家は、英語力だけでなく、豊かな日本語の表現力も必要であることを改めて実感した。同じ英文を訳しているのに、自分が訳した文章は、日本語として読みごたえがない。それに対して、プロの翻訳家によって訳された文章は自然で、一つの作品として読んでいて面白い。自分は、今まで海外小説を読んでこなかったのでこれを機会に『ダ・ヴィンチ・コード』などの文芸作品を読んでみたい。

2016/01/04

みゅうの母

翻訳をする上での日本語の作法に重きが置かれています。「誤訳」もいいですが、こちらもインタビューとか読みごたえがあって良かったです。

2017/04/29

壱萬縁冊

前作「誤訳」よりは、例文がやや長くなっている。第1部基本10箇条、第2部誤訳率50%以上が有用。

2013/06/07

タイコウチ

前著「〜必ず誤訳する英文」は、間違った文法理解に基づく誤読の指摘が中心だったが、今回は英語というより翻訳の完成度にこだわった日本語のセンスが問われる内容。というわけで前著の英文解釈パズルのような楽しみ方(苦しみ方?)はあまりできないが、プロの翻訳者の「日本語としての読まれ方」へのこだわりには身の引き締まる思いがした。個人的には、「日本的でありすぎる」和臭表現を避けるとか、視点や時制の扱いなど、翻訳者が裁量であえて原文との対応の「正確さ」を踏み越える1割か2割の部分の扱いが勉強になった。

2011/05/03

ごー

著者が長年にわたって蓄積した知識と習得した技術。電子書籍版が割引だった時に買ったのが、何だか申し訳ないくらい。英文に続いて生徒の訳文が提示されているので、そこで間違い探しをする。これがなかなか難しい。活字で出されると、間違いなどないように見えるから。ほとんど誤読のない訳文をさらに磨いていく方法も説かれている。「訳してみてはじめて、自分の読みちがいに気づくことはとても多いのです。」本当にそう思う。今まで自分が読んできた英文の、はたして何割が正しく読めていたのだろうか……。今後は気をつけたい。

2015/05/11

感想・レビューをもっと見る