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りんごかもしれない

りんごかもしれない

りんごかもしれない

作家
ヨシタケシンスケ
出版社
ブロンズ新社
発売日
2013-04-17
ISBN
9784893095626
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「りんごかもしれない」のおすすめレビュー

又吉直樹、『ぐりとぐら』が芸人への道しるべに!? 「第3回小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙」ベスト10結果発表! 1位は?

NPO法人こどもの本総選挙事務局

 こどもたちに面白い本と出会える機会を作り、本をもっと身近に感じてもらいたいという思いから開催されている「第3回小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」(NPO法人こどもの本総選挙事務局)の結果発表会が、1月29日都内で行われた。

 今回で3回目となるこの総選挙は、過去2回の実績では延べ35万人以上のこどもたちが参加。第3回も、全国の小学生が「今まで読んだ本の中で一番好きな本」を投票し、総計168,405票の投票が集まった。また、こどもたちが社会を動かす第一歩を応援するプロジェクトとして、投票1票につき1円が、病気のこどもとその家族が利用できる滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に寄付される。

 結果発表会では、投票者の中から選ばれた“こどもプレゼンター”が、自ら投票した本と選んだ理由を動画で発表し、作者を表彰。第2回に続き、アンバサダーを務めるのは芸人・作家の又吉直樹さん。本との出会いや読書の楽しさを語り、会場を盛り上げた。発表会の様子は、2月11日(金・祝)にYouTubeチャンネル「こどもの本総選挙 TV」で…

2022/2/11

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ヨシタケシンスケの最新絵本!今度の絵本は、こねて、のばして……?

『こねてのばして』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)

 毎度毎度、予想の斜め上の発想力で見る者を虜にする、絵本作家・ヨシタケシンスケ。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)から始まり、最近では『ヨチヨチ父』(赤ちゃんとママ社)や『あるかしら書店』(ポプラ社)など、ジャンルを超えて人気を伸ばしている。また、独特のタッチとセンスで描かれるイラストも人気が高く、グッズも多数発売されている。  先日10月19日、そんなヨシタケシンスケの最新刊『こねてのばして』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)が刊行された。本書は、1人の男の子が、何やら白い生地のようなものをタイトル通りこねたりのばしたりする絵本。出てくるのは男の子と白い生地のみ――なのだが、それだけでは終わらないのがヨシタケシンスケ。男の子の行動がどんどんエスカレートしていく。「パン生地か何かかな」と思ったのも束の間、顔を押し付けたり、一緒に踊ったり、くるまったり……「あれ、これ何なんだろう? パン生地じゃなかったの?」と、だんだんこの白い生地の正体が気になってくる。そして…

2017/11/10

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祝・40周年 ブロンズ新社

長年、子どもの本を出版している、出版社の周年をお祝いする連載。今回ご紹介するのは、ヨシタケシンスケさんの「発想えほん」シリーズや鈴木のりたけさんの「しごとば」シリーズ、かがくいひろしさんの「だるまさん」シリーズなど数多くのベストセラー作品を私たちに届けてくれるブロンズ新社さんです。

「これ知ってる!」の声が多く上がる人気シリーズ

らくがき絵本五味太郎50%

作:五味 太郎 出版社からの内容紹介 「らくがきこそが絵のはじまり」と五味太郎が、らくがきワールドへと読者をいざなうかきこみ式絵本。ぬり絵、ことば遊び、めいろ、お面......。たっぷり368ページ、始めたらやめられないおもしろさ! 世界中の子どもたちが楽しんでいる、らくがき絵本の第1弾。

『らくがき絵本』30周年スペシャル企画! 「五味太郎+30人の絵本作家による らくがきコラボ!」などスペシャルな企画が開催されました

だるまさんが

作:かがくい ひろし みどころ 赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょ…

2024/3/12

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いま小学生がハマっている本は? こどもたちが好きな本に投票し、作者を表彰する「“こどもの本”総選挙」の第4回授賞式をレポート

「大人になると、その本をどう読むのか正解を探そうとしてしまう…」そんなふうに語るのは、「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」のアンバサダーを務める又吉直樹さん。

「“こどもの本”総選挙」とは、全国の小学生が読んで最も面白かった本を選び、子ども自身が本の作者を表彰する…という他にはないプロジェクト。2017年からスタートし、第4回の投票数は14万4188票。

2月10日に東京都内で開催された発表会では、子どもたちを代表する“子どもプレゼンター”が本の感想を述べるとともに、作者や担当編集者に賞状を授与。本稿では、又吉さんによる総評を含むレポートをお届けします。

〈又吉さんから子どもたちにメッセージ〉 「緊張すると思いますけど、会場に来られただけでも大成功なので、自信を持って。絶対うまくいきますし、うまくいかなかったらいかなかったで、面白いから大丈夫。どっちみち失敗はないんで。みんながどんな気持ちで本を選んだのか、教えてもらうのをすごく楽しみにしてます」

●第10位から第6位の発表。学校で禁止された、あの本が!?

第10位『100かいだてのいえ』(いわいと…

2024/3/1

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りんごかもしれない / 感想・レビュー

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zero1

これは哲学だ!絵本なのに、描かれている内容はすべてを疑うデカルトの思想みたいに深い!目の前にあるリンゴは本当にリンゴか?サクランボかもしれない。反対側はミカンかも。檸檬爆弾が文学作品にあるのなら、中身はぎっしりメカでもおかしくない。地球以外の星から来たのかも。ひとつの疑問から広がる世界を見事に描写。我々が普段見ている世界は、見ていない間、存在しているのか?最後に出てくる母親の顔が何も疑ってなくていい!あなたも柔軟な発想で常識を疑ってみよう。今いる世界が違って見えるに違いない。

2020/03/06

ヴェネツィア

以前からこの本の存在は知っていたが、手に取るのは初めて。面白い。発想も絵も。ヨシタケシンスケは初読だが、他の本も探してみよう。大人も子どもも一緒に楽しめそうだ。想像力を羽ばたかせればどこまでも行くことができる。これは、その意味で果てしない物語なのだ。そして、りんごを他のもの、例えばアリに置き換えることもできる。簡略でなんだか惚けたような絵も、その簡略さのゆえに好ましい。つまり、絵が語り過ぎないのだ。そうはいっても肝心なところでは(例えばメカりんご)十分細密に語っている。

2024/04/02

seacalf

王ヶ頭ホテルの本棚にあった絵本、3冊目。ヨシタケシンスケさんが爆発的に人気作家になったのがよーくわかるデビュー絵本。大人になるにつれて忘れてしまう突飛な空想・想像・創造・妄想をこれでもかこれでもかと繰り広げてくれる。『あー、わかるわかる。子供の時ってこんな風な想像しちゃうよね』というものから、りんご一個でそこまで考えますか~というものまで、凡人ならざる空想の翼を広げて具現化してくれる。現実って、ちょっと想像力を駆使するだけで、途端にワクワク胸踊る世界なんだと思い出させてくれる。とにかく物凄く楽しい絵本。

2019/07/07

射手座の天使あきちゃん

ひとつの「りんご」から想像の翼を広げて妄想の宇宙を自由に飛び回る素敵な一冊ですね。 有史以来「りんご」には不思議な力があるのかも… アダムに道を誤らせたのは「りんご」かもしれない ニュートンに引力の存在を教えたのは「りんご」かもしれない ロッシーニにウィリアム・テル序曲を書かせたのは「りんご」かもしれない スティーブ・ジョブズがIT業界の雄に育てたのは『りんご』かもしれない(笑)

2021/04/01

gtn

少年が想像するとおり、りんごは今に至るまで色んな場所で色んなものを見てきたのだろう。しかし、それは少年も同じである。気が遠くなるような昔から、楽しいこと辛いことを経験しながら、様々な姿で生死を繰り返した末、今ここに少年がいる。

2019/12/27

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