こねてのばして
「こねてのばして」のおすすめレビュー
ヨシタケシンスケの最新絵本!今度の絵本は、こねて、のばして……?
『こねてのばして』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)
毎度毎度、予想の斜め上の発想力で見る者を虜にする、絵本作家・ヨシタケシンスケ。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)から始まり、最近では『ヨチヨチ父』(赤ちゃんとママ社)や『あるかしら書店』(ポプラ社)など、ジャンルを超えて人気を伸ばしている。また、独特のタッチとセンスで描かれるイラストも人気が高く、グッズも多数発売されている。 先日10月19日、そんなヨシタケシンスケの最新刊『こねてのばして』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)が刊行された。本書は、1人の男の子が、何やら白い生地のようなものをタイトル通りこねたりのばしたりする絵本。出てくるのは男の子と白い生地のみ――なのだが、それだけでは終わらないのがヨシタケシンスケ。男の子の行動がどんどんエスカレートしていく。「パン生地か何かかな」と思ったのも束の間、顔を押し付けたり、一緒に踊ったり、くるまったり……「あれ、これ何なんだろう? パン生地じゃなかったの?」と、だんだんこの白い生地の正体が気になってくる。そして…
2017/11/10
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見慣れているはずなのに、視点を変えてみたらなんだか変。そんなさりげない日常を独自の世界観で切り取ったエッセイや、奔放な妄想でぐいぐいストーリーが展開する絵本が人気のヨシタケシンスケさん。多数ある絵本たちの中でも連続して受賞するほどの人気絵本は、子どもだけでなく、お父さんお母さんたちにもファンが多い。そこで、ヨシタケ作品のそれぞれの魅力と、私たちを元気にしてくれる不思議な力をもった作品を生み出してきたヨシタケさんご本人のインタビューを一挙まとめてご紹介します。
ヨシタケシンスケ(よしたけ・しんすけ) 絵本作家、イラストレーター。1973年神奈川県生まれ。2013年に刊行した絵本デビュー作『りんごかもしれない』で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、『りゆうがあります』で第8回同賞第1位、『もう ぬげない』で第9回同賞第1位の三冠に輝く。『このあとどうしちゃおう』で第51回新風賞など受賞作多数。著書に『なつみはなんにでもなれる』、子育てエッセイ『ヨチヨチ父―とまどう日々―』など多数。
このまとめ記事の目次 ・ヨシタケシンスケさんのアトリエ訪問 ・こねて…
2018/4/29
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こねてのばして / 感想・レビュー
starbro
ヨシタケ シンスケの最新作読みました。シンプルで動きがある楽しい作品です。但し、良い子は、絶対真似をしないように(笑)
2017/10/19
zero1
【パンに決まっている】という固定観念は捨てよう。何だか分からないところに面白味はある。人は毎日、同じことを繰り返しているようで何かが違っている。今まで選ばなかった道を行き失敗することも。本書なら【あやまって】の部分がいかにもヨシタケ流(笑)。文学や哲学で言うなら我々は言葉を【こねくりまわして】いるだけ?そう考えると【子どものこと】と笑っていられない。【つまらない】と切り捨てられない。短い中に何を考えるか。読者は試されている?
2021/06/03
♪みどりpiyopiyo♪
あははは! なにこれ たのしい♪ みんな大好き ヨシタケシンスケさんの 新しい絵本を読みました。■これね、ネタバレしないように、あらすじとか他の人の感想とか見ないうちに読んでみて☆ 手に取ったら、裏表紙も見ないで前から読んで! ■何のお話かは 読んでのお楽しみ。全身で 五感をフル稼働して楽しんで。あぁ、なんて幸せ。明日も会おうね ( ' ᵕ ' ) (2017年)
2018/02/10
とよぽん
リズムよく、展開が面白く、特に「まきつけて」のところで大笑い。白くてふんわりしていて、ふくらむ・・・夢? 大人も子供も楽しめる絵本だ。発想が、本当にすごい‼
2017/11/23
旅するランナー
よんで ページめくって ワクワクドキドキ。またよんで えをみて ほほえんで ニコニコニヤニヤ。よみおわって ほんをとじて ふしぎにおもって きもちフワフワ。それでも なんだか 心ホクホク 気分ウキウキ。
2019/10/19
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