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ころべばいいのに

ころべばいいのに

ころべばいいのに

作家
ヨシタケシンスケ
出版社
ブロンズ新社
発売日
2019-06-19
ISBN
9784893096609
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「ころべばいいのに」のおすすめレビュー

ヨシタケシンスケさん「大人がいうことばかりが全てじゃない」――MOE絵本屋さん大賞2019に、かこさとしさんの遺作も

 子どもから大人まで広く人気を集める「絵本」の世界。毎年たくさんの新刊絵本が登場しますが、その中からベスト30を決定する恒例の年間絵本ランキング「第12回 MOE絵本屋さん大賞2019」(協力:朝日新聞東京本社メディアビジネス局)がいよいよ発表されました。絵本月刊誌『MOE』(白泉社)が主催するこのランキングは、全国3000人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケートを実施して新刊絵本30冊をセレクト。プロの目利きが選んだ2019年のベスト絵本とはどんな顔ぶれなのでしょう。先日、東京都内で開催された贈賞式の模様とともに、受賞者の喜びの声をお届けします。

************

『MOE』編集長の門野 隆さんの挨拶から贈賞式はスタート。続いて「MOE絵本屋さん大賞」の受賞作品が発表され、白泉社の菅原弘文代表取締役社長がお祝いの言葉をおくりました。

〈月刊『MOE』門野 隆編集長のご挨拶〉 「今年も絵本屋さん、書店員の皆様に素晴らしい作品を紹介していただきました。我々が『MOE』を編集する上でも、さらに読者の方々にとっても良き道しるべとなり、と…

2020/2/4

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ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』が「こどもの本総選挙」1位獲得!デビュー作受賞を経て、絵本作家としての10年を振り返るインタビュー

「小学生による小学生のための『最強の本』決定戦!」と謳われる、「小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙」。2023年に結果が発表された第3回では16万もの票が集まった。第4回となる今回、1位に輝いたのはヨシタケシンスケ氏の『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)。第3回でも4位に入賞するほどの人気作だが、なんとヨシタケシンスケ氏のデビュー作で、2013年の発売から丸10年が経っている。本記事ではそんなヨシタケシンスケ氏に、デビューからの10年や絵本作家としてのご自身を語っていただいた。

――「こどもの本総選挙」1位おめでとうございます!

ヨシタケシンスケ(以下、ヨシタケ):ありがとうございます。いやあ、人生ほんとうに何が起きるかわからないですね。しかも選んでいただいたのは、10年前に描いたデビュー作の『りんごかもしれない』。イラストレーターだった僕が、右も左もわからないなか、編集者さんの「りんごでもなんでもいいから、一つのものをいろんな視点で見ようとするお話はどうですか」というお題にこたえてつくった本。

 本当に「りんごに見えるけど、そうじゃないかもし…

2024/2/10

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ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』刊行10周年!読者プレゼントキャンペーン実施中

株式会社ブロンズ新社は、ヨシタケシンスケさんの絵本作家デビュー作『りんごかもしれない』の刊行10周年を記念して、オリジナルグッズが当たる読者プレゼントキャンペーンを実施中。「発想絵本シリーズ」を購入すると、抽選で2000名に特製タブレットPC用クッションケースが当たる。

『りんごかもしれない』10周年フェアの告知ビジュアル

「発想絵本シリーズ」を購入してレアグッズをゲット! 独自の視点と、クスっと笑えるユーモアあふれる作品が魅力の絵本作家、ヨシタケシンスケさん。日本国内だけでなく世界中で、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれている。今回のキャンペーンでは、『りんごかもしれない』をはじめとする「発想絵本シリーズ」を購入した方の中から抽選で2000名に、ヨシタケさん描きおろしのイラストが入った特製タブレットPC用クッションケースが当たる。

キャンペーン概要

●賞品 特製タブレットPC用クッションケース ・外寸サイズ:横35 cm×縦26 cm×幅1.5cm ・素材:保護性、伸縮性、耐久性に優れたクロロプレン素材を使用

ランドセルにも収納できるので、持…

2023/10/31

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ころべばいいのに / 感想・レビュー

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starbro

ヨシタケ シンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。本日(6/18)発売の最新作読みました。発想えほんシリーズ第4弾、嫌いという邪悪で厭な気持ちが本書のように上手く昇華されれば良いんでしょうが、間違った方向に行くと虐めに繋がるんでしょうね。虐め防止のテキストにしましょう!

2019/06/18

嫌いな人がいること、そのせいで自分の気持ちがイライラしてしまうことまでも哲学的に捉えいる絵本。大人になってもあてはまることが多いので、ハッとさせられました。これからは嫌いな人がいてもこの考えでいきたいです。

2020/09/01

zero1

【死ねばいいい!】は多くの人が感じている(はず)。それをヨシタケ流に妄想しながら表現するとこうなる。嫌なシーンは【これは映画なんだ!】と思えばいい。心に【避難できる場所】があると救われる。だが下手をするとDID(解離性同一性障害)になるかも(後述)。【話せば分かる】は幻想で、話し合っても無駄な人は現実にいる。嫌な奴を【操る魔人】はいるかも(笑)。まるで「モモ」(エンデ)に出てくる【灰色の男】みたいに。やまない雨はない。それでも本書に共感する人はかなりいる。本書の存在が誰かの救いになった?

2021/01/28

小梅

久しぶりにヨシタケシンスケさんの絵本を購入。 大人でも子供でも、嫌いな人っているよね。そう、何かに操られてるのかも…そんな悪い奴を喜ばせるのはシャクだよね。楽しい事を沢山考えて追っ払ってしまえ〜

2020/01/30

gtn

あいつのことが嫌いな自分を肯定しているところが、道徳臭くなくて良い。だが、一番もやもやが晴れるのは、あいつがひょんなことから、自分に善い面を見せること。

2020/09/04

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