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おかま

おかま

おかま

作家
W.S.バロウズ
山形浩生
柳下毅一郎
出版社
河出興産
発売日
1988-07-01
ISBN
9784893420770
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おかま / 感想・レビュー

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zoros

訳がよくないかなあ。わざわざ色をつけるような訳でした。 読本としてはジャンキーの方がよかった。

2021/12/11

ayakat

BL小説。として読むとすごい萌えますバロウズに。報われない愛、ディスコミュニケーション、他者と一つになりたいと願う心。切なすぎるだろ!(あんまBL小説読んだことのない人の感覚なのでアテになりません)

2010/05/06

roughfractus02

前作『ジャンキー』同様作者初期の作品であり、薬物中毒の禁断症状の中で書いた影響で感情の起伏が前作より豊かだ、と前書きにある。が、そんな感情の起伏を描く本書のテーマは同性愛ではなく愛それ自体である。が、主人公リーのアラートンへの愛は一方的に見え、アラートンの存在も曖昧で実体なのかわからない。幻影のような対象への愛には出会いや別れの物語もない。気づけば始まっており、いつ終わったのかもわからない。リーは南米を旅しながら麻薬を探してただ街中をぶらぶらしているだけに見える。まるで禁断症状が愛を実体化するかのようだ。

2020/12/03

たけたまご

ほとんど死語のタイトルが気になって手に取った。昭和63年初版で納得。原作の執筆は更に昔だということで驚いた。 今以上に同性愛に厳しい世界で生きる男の、気ままな旅と性生活。酒とマリファナ。酷く堕落した、しかしどこか魅力的な渇望の日々。 第8章冒頭の様々な人種が入り乱れる様子を見てマイノリティ同士の重ね合わせを感じた。

2021/05/24

山形浩生の翻訳および解説の本文への影響、、(悪いとは言っていないし好きなんです)まあ原文で読めということか、、

2017/12/23

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