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おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

作家
寮美千子
十勝環境ラボラトリー
小林敏也
出版社
エフ企画
発売日
1999-03-22
ISBN
9784894192096
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ジャンル

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語) / 感想・レビュー

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ちえ

〈ちいさなおおかみのこがはしってきて こおりのうえでつるんところんだ…ねぇどうして〉から始まる男の子とお父さんのやり取り。「ねずみの嫁入り」と同じ作りなんだけれど「強い」がここでは「えらい」になっている。さらに「ずっとえらいから」がアイヌになると「ちょっとだけえらい」というのも良いなぁ。挿し絵もアイヌの身近な紋様や生き物、自然が入っていて見ていても楽しかった。

2020/08/16

おはなし会 芽ぶっく 

再読。アイヌの教えを父子を通して伝えてくれます。ラストにオチがあるアイヌの本は珍しい。

2019/02/24

ぱせり

走ってきて氷の上でころんだら、それは、自分よりも氷のほうが偉いから、という考え方が新鮮でした。痛いのにね・・・。土からでてきたものがみな兄弟なら、わたしたちも同じようにころぶかもしれないし、同じように痛いし、同じように悲しんだりよろこんだりもするんだろう。アイヌのお話。

2009/07/31

遠い日

自然への畏敬と命あるものとの繋がりをシンプルなことばで歌い上げる。アイヌの人々のだいじにしてきたものを、実に率直な表現で描く。感謝と祈りは表裏一体で切り離せない観念。

2022/03/21

がる 

「ちいさな おおかみのこが はしってきて こおりのうえで つるんと ころんだ。」「ねえ どうして ころんだの?」 この語り口がとってもいいなぁと思いました。 絵も好きです。 アイヌの絵本。

2014/08/16

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