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青いナムジル

青いナムジル

青いナムジル

作家
寮美千子
篠崎正喜
出版社
エフ企画
発売日
2002-10-01
ISBN
9784894192621
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青いナムジル / 感想・レビュー

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みつばちい

フフーナムジルは歌が上手で心の優しい馬番。草原の果てで出会った恋人にもらった翼の生えた不思議な馬で、恋人に会うために走る。しかし、自分に振り向いてくれないことを恨んだ金持ちの娘がフフーナムジルの馬の翼を折ってしまい、馬は死んでしまう。その亡骸が馬頭琴へと生まれ変わる、、。日本では「スーホの白い馬」が馬頭琴伝説として有名だが、実はモンゴルではこちらの方が断然知られている伝説とのこと。他のモンゴル民話集に載っていたフフーナムジルと少し違ったが、こちらも美しい絵本だった。

2018/02/07

mizuki

大人向け絵本。小学校5・6年くらいからいけるかな?「スーホの白い馬」系のお話ですが、あれよりは泣かなくて済む感じです。絵がとてもきれい。ところで日本の昔話には馬を取り扱ったものが少ない。「うまかたやまんば」も、西の方では馬ですが東北地方などでは「うしかた~」になるそう。寒い地方では馬より牛が重宝。馬は屋根(厩)が無いと寝ないから。牛は野宿OK。昔の牛方は牛を周りに並べて自分が真ん中で寝る。するとあたたかい…らしい。

2014/03/10

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