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紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像

紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像

紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像

作家
斎藤美奈子
出版社
ビレッジセンター出版局
発売日
1998-07-01
ISBN
9784894361133
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紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 / 感想・レビュー

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かりんとー

魔法少女、紅の戦士、悪の女王の分け方が面白いなあ。 1999以降のアニメはどう見る。CCさくら、なのは、プリキュア、アイカツ。 「男の子の国」「女の子の国」は更に堅固になったかも。

2015/05/12

えすてい

アニメ・特撮のヒロインをベースに、子供向け伝記に取り上げられる女性偉人の常連であるジャンヌダルク・ナイチンゲール・キュリー夫人・ヘレンケラーをアニメ・特撮ヒロインの「男の子の国」「女の子の国」「魔法少女」「紅の戦士」「悪の女王」として見ていくくだりは、エンタメとしては面白い切り口。女性が偉人となって子供向け伝記に取り上げられるにはアニメのヒロインとならなければいけない。現在も上記の4人の伝記の刊行は続けられてるが、多少は「史実」を反映した場面のものもあるが、ベースとなる「ヒロイン像」は昔から変わってない。

2016/03/30

おはぎ

★★★★ 確かに昔からなんで戦隊ヒーローって女子1人(たまに2人)しかいないんだろうって疑問に思ってました。 魔法少女、紅の戦士、悪の女王のカテゴリ分けは興味深い。 バッサリ往年のアニメ・特撮ヒーローもの・伝記を切っていくのは さすが斎藤節。単純に面白い物言いです。 あと斎藤さん、セーラームーン相当お好きなのでは? 結構セーラームーンから例が多用されていてニマニマできます(笑)

2013/05/31

bookends

単純化が過ぎるし論も強引さが目立つが、分析の精緻さが売りの本ではない。乱暴を承知でばさばさ斬っていくエンターテイメント系。冴えわたりすぎた文体は時に寒々しいものの、指摘の鋭さに裏打ちされていてにやっとさせる。「男社会」ではなく、「たくさんの男性と少しの女性でできた世界」という指摘は鋭い。女性が「のし上がる」ことは格差の是正ではなく、秩序に許され秩序を補強している。「紅一点」に目をつけただけで凡百のヒロイン像分析から頭を抜いているが、紅一点の実例は意外と少ない。一番どきっとした言葉は「クインビー症候群」。

2012/08/01

patamon

フェミニズムの押し付けがましさが全面に出てる分、冷静に読み物として読める本。読み物だ!と割り切ればそれはもう面白い。オカルトや新興宗教についての読み物を「っへーおもっしろい世界もあるもんだなあ。しかし本当かよ」等と言いながら読むのと同じ感覚。ここまで軽快にフェミニズムを押し付けられると、著者の思惑はフェミニズムを浸透させることではなくて、興味を持ってもらうことにすぎないのではないかなあ。

2011/07/14

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