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アクロポリス ギリシャ時代 (磯崎新の建築談議 02) (磯崎新の建築談義 # 2)

アクロポリス ギリシャ時代 (磯崎新の建築談議 02) (磯崎新の建築談義 # 2)

アクロポリス ギリシャ時代 (磯崎新の建築談議 02) (磯崎新の建築談義 # 2)

作家
磯崎新
篠山紀信
出版社
六耀社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784897373935
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アクロポリス ギリシャ時代 (磯崎新の建築談議 02) (磯崎新の建築談義 # 2) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

「磯崎新の建築談義」第2弾でアクロポリスを取り上げる。写真は篠山紀信。払暁のアクロポリスを撮った写真は時を超えるかのようだ。また、ギリシャの強い光と影とを対比させることによって、神殿の荘厳さが際立つ。後半のモノクロームの写真は廃墟感もあり、また別の意味で悠久の時を思わせる。磯崎新は質問に答える形でアクロポリスを語るのだが、もう縦横無尽。法隆寺や伊勢神宮、はたまた三島由紀夫にまで話が及ぶ。現在に残るアクロポリスは紀元前5世紀中頃の建立なのだが、私たちはこれを古代遺跡と見てしまいがちだが、宗教建築なのである。

2021/10/01

warimachi

「売り買いされた実物のゆくえと、いまある廃墟と、デジタル化した想像の世界と、これが全部重なりあったら、いったい何が起きるのか。それを考えるとおもしろい」(p.138)

2012/07/31

ik

西洋古典としてのギリシャを再考するのにたいへんためになった一冊

2013/04/22

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