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光の子ども 3

光の子ども 3

光の子ども 3

作家
小林エリカ
出版社
リトル・モア
発売日
2019-09-05
ISBN
9784898155110
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「光の子ども 3」のおすすめレビュー

「放射能」はどうやって私たちのところへ来たのか? アート・コミックで1900年パリと2011年の福島をつなぐ

『光の子ども』3(小林エリカ/リトルモア)

 2011年3月11日からの数日間、あなたは福島第一原子力発電所事故の報道をどのように見聞きしただろう。テレビやラジオは、メルトダウン、水素爆発、放射性物質の放出、といった耳慣れない言葉を叫び、大破した建屋を映し出した。枝野幸男内閣官房長官(当時)は、不確実な噂などに惑わされることなく、確実な情報だけに従って行動するよう呼びかけたが、私は無知ゆえに、なにが確実でなにが不確実なのかの判断さえ難しく、ただただ見えない放射線に怯えた。日本に住む多くの人は、同じような経験をしたのではないだろうか。

 福島第一原発の事故は、現代を生きる我々に“放射能”への恐怖を体感させたが、それがいったい何者であるかという理解については、災害への対策が優先されて、後回しになったように思う。だが、災害や事故に対する備えは、欠けが見つかった以上埋めておくべきだ。だからこそ、今、あらためて“放射能”について考えるための手がかりとしたいのが、アート・コミック『光の子ども』(小林エリカ/リトルモア)である。

 主人公の光は、フランスで放射線…

2019/11/10

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光の子ども 3 / 感想・レビュー

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ぐうぐう

命を救う放射線。命を奪う放射線。科学の光と影。第一次大戦を背景に科学者達の姿を描く『光の子ども』第三巻。X線装置を積み込んだ特別車で前線を駆け回り、負傷兵達の治療にあたったマリ・キュリーと娘のイレーヌ。多くの兵士の命を救うと同時に、X戦装置に用いたラドンによる被曝がマリの命を削っていく。毒ガスの父と呼ばれたフリッツ・ハーバーは、アンモニア合成法開発の功績により戦後、ノーベル化学賞を受賞する。アンモニアから造られる硫酸アンモニウムは窒素肥料として飢餓から多くの人を解放したとされる反面、(つづく)

2020/10/17

とことこ

1〜3巻一気読み。放射能に関連した歴史がミュージカルのように流れてくる。

2021/03/08

ヨモギの葉

軽快なリズムでショッキングな歴史が綴られている。 考えさせられる。

2020/04/11

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