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調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝

調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝

調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝

作家
近田春夫
下井草秀
出版社
リトル・モア
発売日
2021-01-28
ISBN
9784898155363
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調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝 / 感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

近田さんの自伝。読み終えるのがもったいなかった。惜しむらくは、本当の私生活を見えるのは、冒頭の青春編で、プロになってからのそのへんはちょっことしか書いていないのがらしさだと思った。

2021/02/11

Odd-i

ここ半世紀、いつの時代においても“チョットばかし早過ぎた男”、或いは“芸能界の小林秀雄”©週刊文春、そして小林亜星、キダ・タローに次ぐCM音楽の多さ(根拠のない伝説?)という近田春夫さんの自伝。面白くってあったりめいよぅ。「たぶん俺は、“カッコいい”要素と“笑える”要素が半々のものが好きなんだろうな」「YMOとはつまりジョルジオ・モロダー+寺内タケシとブルージーンズであることに気づいた」「非アカデミックなものがアカデミックなものに勝つというその瞬間こそ“ロックンロール”の醍醐味である」…名調子で語られる→

2021/02/26

今庄和恵@神戸元町コネクトロン

チョコボールのCMソングが近田春夫の作と知ってる人は如何程か。小林亜星とキダタローに続くCMソングメイカーだそうで近田春夫の作品を耳にしていない日本人は少ないのでは?CMに足を突っ込んだのが経済的安定のためで、近田の長いキャリアはお金の問題に悩まされることが少なくなかったようだけど、作品を作り続けるためにも稼ぐことは必要、このご時世にこの値段の本を出せるってすごいな!焼け跡から高度成長期に舵をきった以降の日本の音楽史の集大成とも言える内容。ただし、はっぴいえんど的なものは除く。ロックとは非アカデミズムが→

2021/02/02

chang_ume

スノッブな語り口が、いかにもな文化資本高めの東京出身者を思わせる。公私ともに、まだまだ語られざる危ないエピソードが眠っていそう。そして内田裕也との交遊エピソードがいちいち面白い。両者はこんなに濃密な関係だったのか。また90年代以降、ハウス・トランスへの傾斜と同時に、フォークや「埃っぽい」と評するレゲエへの反発も、著者の個人史から納得です。一方で、「ヒップホップ」という名の勘違いユーロビート店への好意とか、ちょっと路上観察学会的ハイブラウなユーモアセンスだなあと。東京の夜の語りが生んだ奇書。一気読みだった。

2021/02/19

sakwai

その記憶の正確さに圧倒されるがもちろん正確に覚えているというより、事実をいちいち確認して近田さんが怒涛のように喋りまくる構成に仕上げた編集者の功績だろうと思う。推測だが。ミュージシャンの自伝はやはり語りおろしでなきゃ面白くないねと言いたくなるが、これは自分の趣味嗜好にまでつねにロジカルであり続ける近田さんにしかできない荒業だろうと思う。これは推測でなくて多分真実。サブカルでロジカル。偏執的でいい加減。シリアスでお調子者。本書を読んで自分のこと以外には徹底的に真面目な近田さんの魅力を再確認した。気がする。

2021/02/10

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