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オーウェル『1984』を漫画で読む

オーウェル『1984』を漫画で読む

オーウェル『1984』を漫画で読む

作家
ジョージ オーウェル
フィド・ネスティ
田内志文
出版社
いそっぷ社
発売日
2022-06-28
ISBN
9784900963986
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オーウェル『1984』を漫画で読む / 感想・レビュー

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わむう

1949年に刊行されたディストピア小説。世界がセアニア、ユーラシア、イースタシアという3つの国にわかれて統治されている。主人公のウィンストンがジュリアという女性と出会い密会するように。国の体制に疑問を抱いていることを知られ愛情省で「時計じかけのオレンジ」のような拷問を受ける。未来小説なのか、予言なのか、読んでいて怖くなります。

2022/08/28

千本通り

原作の翻訳はかなり前に読み終えたが、今回漫画にしてそのイメージが蘇った。後半部分は忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読み終えることができたが、まさにディストピアの世界。この作品では過去の書き換えが国家単位で行われているが、現実に日本では忖度という形で公文書が改ざんされたわけで、未来を予見していたといっていいだろう。

2023/03/21

Aby

ジョージ・オーウェルの「1984」のグラフィックノベル(日本のマンガとは表現が異なる).原作の気持ち悪い世界観が絵で伝わってくる.「人間として生きる」って,考えることなんだよな.

2023/04/16

ray

☆5 予見の書と言うより、宗教の概念が生まれた頃からの、変化しつつも常に人間社会の根底にある、安定のための飼育、順応、教化を本質的に記していると思う。支配に必要なのは大衆の無知と貧困。宗教は救済という大義のもと、ひとつの絶対的な思想を植えつけ、個人の考えを奪う。富への罪悪感、救われるための寄付で個の財産を奪う。支配層に疑いを持たせないことで成り立つ。それが崩れ始めた頃からは、資本主義が無知と貧困を利用した支配を受け継いでいるように思う。世界80億人いる中で、少数の富裕層がほぼ全ての富を独占、支配している。

2023/08/22

もか

日本のかと思ったら海外の翻訳。版権取得に、カラーでこの値段、採算合わないんじゃ…とそっちが気になりました笑 原作を先に読んだものの、イメージできないシーンも多かったので、コレを読んでなるほど!と思ったりしました。が、心の中の変化は文字の方が刺さるので、先に原作を読む方が良いかな…。

2023/06/08

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