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女と金

女と金

女と金

作家
宮川 真紀
辛酸なめ子
出版社
アストラ
発売日
2013-12-13
ISBN
9784901203531
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女と金 / 感想・レビュー

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ステビア

雑誌の記載から女性のお財布事情の経年変化を辿る。バブル時代はまさに隔世の感。

2020/03/29

hannahhannah

1980年から2010年代初頭までの働く女たちの収入や貯蓄、それらへの気持ちなんかを当時の女性誌を使って分析。80年代後半は余裕があったような感じだったが、90年代後半から2000年代後半にかけて収入や貯蓄が減っていって、借金は増えている人間が多いように感じた。自分たちを女子と言っていれば、仕事への不満も貧困への恐怖も、老後への不安も薄らぐのか?金は金だ。汗水垂らした金はどんだけ綺麗なのか教えてくれよ、誰か目に見える形で。

2016/03/06

1980年代から現在に至るまでの女性誌に掲載されていたマネー特集をザッと載せているんだけど、お金のことだけではなく、女性誌の変遷として見ることもできて面白い。80年代は女性誌が本当に少なかったのに、今は細分化されていて買う方も戸惑う。自分が読んでいた雑誌がことごとく廃刊していたw

2014/05/22

訪問者

1980年代からの女性誌におけるマネー特集から時代を見る財布事情の近代史。これを見るとバブル期がいかに特殊な時代だったかが良く分かる。

2015/02/12

りんご

2010年代以降の、手取りが減り、恋愛結婚より老後の資金確保、というところに本当に世の中が厳しくなった実感がある。「女子」という呼称に丸め込まれて世渡り術としていいようにされているという指摘が鋭い。

2019/02/14

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