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十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

作家
日野原重明
出版社
冨山房インターナショナル
発売日
2006-04-01
ISBN
9784902385243
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十歳のきみへ―九十五歳のわたしから / 感想・レビュー

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みっこ

十歳の少年少女たちへ向けて、優しい口調で語られた一冊。三十路が読んでいてすみません…と心の中で思いつつ読了。研修医制度を存続させたり、成人病を生活習慣病に変えた方と知りびっくり。そんなすごい方だったとは!『どれだけ人のために時間を使えるか』最近は自分と家族のことだけでいっぱいいっぱいだったなと反省。月並みですが、時間の使い方について考えさせられました。自分が十歳の頃に読みたかったし、我が子が十歳になったときも、ぜひ読んでもらいたい。

2018/01/30

けんとまん1007

人のために、どれだけ時間を使うのか。。。ここに、日野原先生のすべてがあるように思う。それと、自分自身が苦しんだからこそということも。平易な表現であるからこそ、深く沁みわたる。

2019/05/19

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

先日お亡くなりになられた日野原先生の著書。十歳に対して書かれているので、文章はとても平易だけれど、内容は深く哲学的でさえある。子供が抱く純粋な疑問、寿命、いのち、家族、病気、平和、人を許すということなどなどについてまっすぐに、心に響く言葉で語られている。子供の時にこんな本を読みたかったな、と思うし、でも今読めてよかったとも思う。日野原先生とは、仕事を通じて直接お話をさせていただいたことがあり、この本を読んで暖かいお人柄が偲ばれました。日野原先生、ありがとうございました!

2017/08/26

さくら咲く

日野原先生18年前の著作。子供に向けた本ではあるが子育て中の親御さんにもお勧め。孫がもう少し成長したら読ませてみよう。今は最後の戦争のくだりが難しいかも知れない。

2024/03/01

素敵な本。来年10歳になる息子にはまだ少し早いような気もするけど、部分的に読ませるのもいいかな。わたしが気に入った言葉は「きみが今日流したなみだは、だれかのなみだをわかるためのレッスンかもしれません。」ちょうど今年は、今まで生きてきた中で一番辛い経験をした。もう二度と心から笑うことはないだろうと思うほどの経験にたくさん涙を流したけど、今は同じ境遇の人の心の痛みがわかるようになったと思っている。

2014/10/08

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