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日本発酵紀行 (d47 MUSEUM)

日本発酵紀行 (d47 MUSEUM)

日本発酵紀行 (d47 MUSEUM)

作家
小倉ヒラク
Re:S
出版社
D&DEPARTMENT PROJECT
発売日
2019-05-24
ISBN
9784903097633
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発酵ブームはまだまだ終わらない! 発酵食品のルーツを辿って見えてきたのは?【小倉ヒラクさんインタビュー】

 発酵食品の健康への効能が注目され、一般的なブームとなって久しい。ただそのブームに乗るだけでなく背景にある文化・歴史的風土を知ると、「発酵」という作用がどれだけありがたいものなのか、きっと実感が増すはずだ。

 渋谷ヒカリエで2019年7月まで開催された「Fermentation Tourism Nippon 〜発酵から再発見する日本の旅〜」を監修し、数々の著作もある発酵デザイナー・小倉ヒラクさんに、著書『日本発酵紀行』(D&DEPARTMENT PROJECT)についてお話を伺った。“微生物の気配”を探りながら、47都道府県の知られざる発酵食品を巡るというユニークな旅から、いったいどんな世界が見えたのだろうか?

『日本発酵紀行』(小倉ヒラク/D&DEPARTMENT PROJECT)

■発酵食品のルーツを辿ると、世界各地とつながることができる

――2017年に出版された前著『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』と本書の大きな違いは、旅行記であることかと思います。しかも普通の旅ではなく、なるべく旅程をプランしないというスタイルですが、そう至った経…

2020/7/23

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日本発酵紀行 (d47 MUSEUM) / 感想・レビュー

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アキ

発酵食品を求め、日本全国を旅して廻る。数百年もの間受け継がれてきた驚くほど多様な発酵文化。北海道から九州まで種類がかぶらず、ルーツに忠実で景色と人にフォーカスして実に28もの発酵食品をピックアップ。食の記憶というのは時系列の記憶ではない。子供の頃に体験した味わいは、今この瞬間に甦る感性の記憶。歴史と気候と文化とで生み出されたその土地土着の味。そこに微生物に耳を傾ける人たちがいる。われわれも微生物の気泡のようにその土地で暮らし時が来たら土や水の中に消えていく存在。今日も発酵食品を食べて、自然の中で生きよう。

2019/08/07

けんとまん1007

発酵=身体に優しいという印象がある。日本の食は、発酵のおかげで成り立っていると言ってもいいのではと思う。味噌汁、漬物に限らず、いろいろな場面で支えていてくれる。読んでいるだけで、あれもこれも食べたくなってくる。やはり、その場に根差したものだからこそ、今まで残っている。そんな中、大型の木桶の話は、福井の知人で味噌屋をやっている人からも聞いていたので、身近に感じた。地元富山の黒作りや、新潟のかんずりが取り上げられているのが嬉しい。

2020/07/18

かっぱ

【図書館】まず表紙の写真に何をやっているところだろうと気を引かれる。その正体は、新潟県妙高の「かんずり」と呼ばれるここにしかない発酵食品で、唐辛子を雪に晒し、それをもう1度、樽に漬け込んで3年ほど発酵させた雪国ならではの発酵調味料。本文にも書かれていますが、モコモコ着ぶくれのお姉さんたちがカゴを持って真っ赤な物体を淡々と白い雪の上に撒く姿は、おとぎの国の小人たちの儀式のよう。日本全国の発酵食品の多さには目を見張ります。保存食として生み出されたものが大半ですが、日本酒を始めとして随分と恩恵に授かっています。

2019/07/31

Y2K☮

「発酵」を考察する旅の記録。日本酒や味噌などの作り方も勉強になる。本場京都のしば漬けに興味津々。私も食欲がない時の漬物&お茶漬けに何度も救われた。群馬の焼きまんじゅうと和歌山の金山寺味噌も気になる。あと対馬のせん。サツマイモは10度より寒くなると腐ってしまうらしい。気仙沼の「あざら」の話も覚えておく。小林よしのり「天皇論」から学んだことと重なる。大切なのは様式への固執ではなく発想とコンセプトの理解。内なるエートスを体現する形は時代に即して柔軟に変わってもいい。その上で新しい役割を創造することで文化を守る。

2021/03/26

千穂

見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする、発酵デザイナーという新分野にチャレンジする著者による日本各地の発酵食品を巡る旅行記。食品の保存方法がなかったその昔、食品の保存方法として生み出された発酵という日本の食文化。なかなか奥深い。

2019/07/15

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