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おせっかい教育論

おせっかい教育論

おせっかい教育論

作家
鷲田清一
内田樹
釈徹宗
平松邦夫
出版社
140B
発売日
2010-09-28
ISBN
9784903993102
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おせっかい教育論 / 感想・レビュー

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NOBU

大阪の平松市長に惹かれて読んでみるが、この方々(鷲田清一さん、内田樹さん、釈徹宗さん)の中では、やはり埋没…。 四人で話してるせいか、ちょっと浅い?ように思う。二人位でじっくり掘り下げた方が好みやね。 ところで、内田さんも、鷲田さんも、ついでに養老孟司さんも「おばさん」らしい。じゃあ私と似たようなもんなん? ちゃうやろ。

2011/05/31

とろこ

濃密な対談!この人たちの声をもっと草の根的に広げられたらいいのに。「無縁社会」とすら言われなくなってきてるけど、大阪のおばちゃんのようなおせっかいで懐の深い空気がやっぱり必要なんですね。「ほっといてくれ」と言われても「何言うてんの。ほっといたらロクなもんにならへんで」と世話を焼き続ける。そういう意味でも大阪はがんばらなあかんのです。/大事な部分はそう簡単に結論を出してはいけないし、そもそも出せるものじゃないはず。近いうちじゃなくていいから、長い目でものを見なくちゃね。

2012/12/04

Gatsby

こういう頭の良い人たちの話を聞くのは本当に楽しい。この本も、会場でライブの話を聞いているかのように楽しめた。私も教育現場の人間として、納得したり、恥ずかしく思ったりさせられる内容だった。学力は、「学ぶ力」だから、それを使って何を学ぶか、どう生かすかが問題で、それ自体は人と比べるものではない。どうやれば「学ぶ力」は活性化するかを考えるべきだ、という内田先生の指摘は、現場以外の方々にも伝わってほしい。私も、教育現場を愉快で活動的にし、教員のアクティビティを高めるために支援することを忘れないようにしよう。

2010/10/04

銀雪

内田樹の講演後に購入。鷲田清一とも話す機会があるので読んだ。すごく知的刺激を受けた1冊。内田節も相変わらずだったし、大阪(大坂)の歴史から教育のあり方を考える姿勢は新鮮だった。鷲田清一のアイデンティティについての定義も非常に納得。釈徹宗や内田樹が落語について話してたのにはびっくり!また、平松邦夫の、橋下徹との教育に対する考え方の違いも興味深かった。あとこの本、帯のコメント書いてるのが「アースダイバー」の中沢新一でさらにテンション上がった。

2010/11/30

nutts

歴史的にもホットな“教育都市”・大阪を舞台に選んだ教育談義。立場の違いを越えて“おせっかい”さを繋いでいこうとする思いがひしひしと伝わってきます。学ぶ力を起動させるものとは何か、能力の限界を超えるための動機とは何か。逆に学ぶ力を減退させてきた深くて長~い理由とは。4人の個性で話がリッチに膨らんで、一気読みです。

2010/11/11

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