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みどくんとあかくん

みどくんとあかくん

みどくんとあかくん

作家
サトシン
ドーリー
ガチャピン
ムック
出版社
えほんの杜
発売日
2016-03-19
ISBN
9784904188415
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みどくんとあかくん / 感想・レビュー

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のっち♬

放置してある物を悉く私物化するみどくんと、止めに入りつつ結局便乗してしまうあかくんは毎度2人で怒られてばかり。サトシンの絵本ワールドにガチャピンとムックが友情出演。弁当の盗み食い、楽器破壊(ピアノをボロボロに出来る怪力)、自動車破壊と、反省の色など微塵も見せない破天荒な暴れっぷりは流石大御所。今ややり過ぎと見なされる20世紀の有無を言わさぬバラエティ精神をこれでもかと見せつけ、その上で悠々と"友達って最高"を提唱してくれる。あくまで"演じている"という奇妙な虚構の上塗り構造に大人の事情を感じないでもない。

2023/11/21

ゆのん

【絵本】絵本なのだからもちろん子供向けに描かれているに違いない。だけど大人が読むとツッコミどころ満載だ。仲良し2人が散歩をしていると放置された食べ物や楽器、車などなどに出くわす。誰もいないから僕達に使えってことかな…と勝手に使うみどくん。まるで置引き犯の言い訳のよう(笑)止めながらも最終的には一緒に使うあかくん。付き合う友達は選ばないとだよ、あかくんと言いたくなる(笑)じゃないと取り返しのつかない事になるからね…と思ったとおり最後に出会った放置されているものは…。大人が読むとブラックになる絵本だった。

2021/10/22

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

みどくんとあかくんは言わずと知れたガチャピンとムックの絵本。ガチャピンとムックの事はあまり知らなかったのですが、テレビでたまに見る雰囲気のまんまでした。いたずらもほどがありますが、この二人だと笑って許してしまいそうです。二人の関係もいいですね。#NetGalleyJP

2021/09/17

anne@灯れ松明の火

ガチャピン、ムック。あの番組を観ていなくても、多分誰もが知っているキャラクター。あえて、その名でなく、「みどくん」「あかくん」としているのは、どうしてかな? 奥付には、「みどくん、あかくんを演じた」とある。おもしろい設定。思うままに突っ走るみどくん、初めは止めても、結局巻き込まれるあかくん。なんだかんだ言って、いいコンビ♪ ああ、また、何か起こしそう~! #NetGalleyJP

2021/10/31

ふじ

読みたかった絵本を息子に音読してもらう夜。やっぱり誰かと読むと解釈が複数知れて楽しい。ドーリーの世界観に連れてこられた某怪獣と雪男。実物以上に破天荒なキャラ設定、繰り返される破壊活動に、最終的に「以下略」を連発する息子。わかる、わかるよ…彼らの辞書に反省という言葉はない。

2022/06/15

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