KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

能登麻美子フォトエッセイ 「クオリア」

能登麻美子フォトエッセイ 「クオリア」

能登麻美子フォトエッセイ 「クオリア」

作家
能登麻美子
出版社
ティー・オーエンタテインメント
発売日
2012-01-21
ISBN
9784904376874
amazonで購入する

能登麻美子フォトエッセイ 「クオリア」 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Y2K☮

iPhoneでペルソナ3の曲を聴きつつ。同作の山岸風花で彼女の存在と透明な声を知ったから。色に関する章は恰も現代の枕草子、と云ったら褒め過ぎだろうか。女としての生々しい「Heartful Cry」が綴られた箇所には荒ぶる芸術家を見る。それはかけがえの無い「キミの記憶」。誰でも恥ずかしくて苦くて痛い過去を抱えてる。その「避けられぬ戦い」から何かを学び大人になる。多分他者が憧れるスペックほどには恵まれず、損をしている人だ。脆そうで崩れぬ貴女はあらゆる意味で美しい。「全ての人の魂の戦い」を続ける支えになる一冊。

2017/05/30

メイ&まー

佇まいと物腰や声が柔らかくて大好きな能登さん。読んでいくと、内面の誠実さが美しさになって現れている人なんだろうなと思います。きれいな写真に憩い、手書きの文章に思いを寄せる時間でした。

2015/03/08

オジャオジャ

文章に荒々しいけど力強い若さを感じる…………現在の能登さんがまたこのような文章を書いたらどうなるか興味ありますね。

2020/01/30

HA

能登麻美子さんは澄み切った声質が特徴の声優さんで「君に届け」(黒沼爽子)や「ケロロ軍曹」(アンゴル・モア)などの役でご存知の方も多いかと思います。本書は彼女のエッセイと写真で構成されたフォトエッセイなのですが、その写真もさることながらエッセイにこそ強い魅力を感じました。読み進めると、彼女の心の変遷が見えてくるよう。一体、何を感じ、何に喜び、何に苦しみ、何を望み、そして何を背負って、ここまで来たのだろう。大層なものじゃないと思う。それでも少なくない人たちが共感するものだと思う。彼女と語り合いたくなった。

2014/12/02

Yanabod

能登麻美子の写真集というよりも彼女の文才を感じ取れる興味深い作品でした。写真との融合で魅せる作品ですが、文章だけでも十分作品として成立するものです。生命保険のエッセイでも文才を発揮しておりましたが、本作品でも如何なく発揮しております。興味を持った方は買ってみる価値ありです。

2012/04/09

感想・レビューをもっと見る