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ガケ書房の頃

ガケ書房の頃

ガケ書房の頃

作家
山下賢二
三島宏之
出版社
夏葉社
発売日
2016-04-15
ISBN
9784904816196
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ガケ書房の頃 / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

かつて京都にあったユニークな書店・ガケ書房の店主による始末記。もちろん私はこの本でガケ書房を知った者である。知った時にはもう閉店しているのだから、やはり世間は広いと思わざるを得ない。いま日本各地にあるユニークな書店・古書店の先駆けに相当するだろう。私も昔から本屋さんや古本屋さんに憧れているが、読んでいて資金繰りや万引きに疲弊する実際が出てきて、つらい気持ちになる。やはり生半可な気持ちではできない現実が正直に書かれている分、これからこういうお店を立ち上げようと思っている人には良い教科書であると思う。

2019/12/30

HANA

かつて京都に車が飛び出たような奇妙な本屋があった。その強烈なビジュアルと売られている本の内容から行きたかったが、開店したのが自分が京都から離れた時期であったり交通の便が意外と悪かったりで、結局行けたのは一度きり。その時何を買ったのかもはっきりと覚えている。内容は店主の自伝的エッセイだが、面白いのはやはり店を開いてから。自分が知った時は特徴ある本屋として確立していたけど、そこに至るまでの模索と終わるまでの日々は自分の知らない本屋という世界を垣間見せてくれる。ここで買った本は今も本棚の隅に鎮座しております。

2019/09/23

海月

出会い系サイトで本を紹介するって本を先月読んでその時にがけ書店が出てきたのち子供と図書館に行ったら見つけたので読んでみた作品です。 今はほほほ座と言うお店をやってる著者ですがまぁ面白い(笑)この本は私説なんですが想ったこと感じたことをすごくストレートに表現されていて読みやすいしなんか楽しかったです。 この本や前回の出会い系の本で近場のおしゃれ本屋を検索しちゃいましたから(笑)そして久々にヴィレヴァンに行きたいです!

2021/04/08

☆よいこ

『やましたくんはしゃべらない』https://bookmeter.com/books/13201528 を読んだので、関連読み。絵本の山下くんはこの本の著者。独特な品ぞろえファンが多かった本屋の店主の自伝、というかエッセイ。しゃべらなかった子ども時代、自由に過ごした青年時代、なるべくしてなった本屋の店主時代の苦労話など、短く面白くまとめてあって読みやすい。

2019/04/09

だーぼう

大型書店でもオンライン書店でも、今流行りの古本屋でもない。町の本屋の話。夢中で一気に読んだ。ブログに感想を書きました。

2016/10/02

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