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菜箸のひもを切ると料理はうまくなる

菜箸のひもを切ると料理はうまくなる

菜箸のひもを切ると料理はうまくなる

作家
小田真規子
出版社
文響社
発売日
2016-12-14
ISBN
9784905073703
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菜箸のひもを切ると料理はうまくなる / 感想・レビュー

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chiseiok

単純なレシピ本では無くて、料理の工夫やコツがロジカルかつ読みやすく素敵な文章で綴られています。平松洋子さんの食エッセイに読み味は近いかも。ただしエッセイより実用性が高く調理テキストものより読んで楽しい、良い意味で微妙な立ち位置の本です。毎日料理する訳ではないので、食材の購入やストックのパートは自分の生活にはあまり関連ないし、プロ主婦や料理人には言わずもがなの事も載っているのでしょうが、なにしろ純粋に読み物として面白かった。新米主婦にはガチお薦め。野菜最強王者は小松菜じゃなく赤パプリカだったのか^^;。

2017/04/18

BEAN STARK

赤パプリカは同じ量のトマトよりビタミンCやE、食物繊維が豊富。黄パプリカに含まれるβカロテンは200マイクロgで赤パプリカは1100マイクロg。鶏むね肉は加熱する前にラップをかぶせてこぶしで30回叩くと繊維がつぶれ、加熱後ほぐれやすく食感もジューシーになる。切り方ひとつで味が変わる「割主烹従」。おいしく焼くには低温が鉄則。1:1の黄金比率で失敗なし。使わないものやストレスのたまる道具は捨てる。フライパンのサイズを20㎝と26㎝にする。小さめな包丁を持つなら刃渡り15㎝。

2017/07/05

さっちも

こういう本を読んで自分の料理道を見直すのは価値がある。盛り付けや整理、道具の選び方などプロ目線のアドバイス本といった感じ。時間がない主婦を想定してレシピを作っている素晴らしい料理研究家でした。

2022/11/18

ヨハネス

菜箸はひも無しを使っているので読んでなかったんですが、予約せずとも図書館に並んでいたので読んだら・・・まあ、もっと早くできたら30年ぐらい前独身の頃読んでおきたかった!献立の決め方、食材の選び方など実に効果的に教えてくれます。手間のかかる度や傷みの早さを考えるの、今でも意識してはいなかった。肉じゃがの野菜や切り方を変えたら変化がつく、というのはそれを許してくれる家族がいる場合しか使えないけどね。昆布を5cm角に切っておくとは、食べずに捨てちゃうんでしょうか。あたしは1cm角でないと食べるのが辛い。

2019/06/10

ユウ@八戸

選んでよかった作者買い。料理上手になりたいすべての人におすすめ。どちらかというと、初心者より中級者向けかな?タイトルだけ見ると道具の本に思えますが、買い物から食材、冷蔵庫の使い方に食器の洗い方、インスタ映えする盛り方まで、内容が盛りだくさん。最近読んだ料理の本で知ったことがだいたい載ってるので、これ1冊で料理本3冊分くらい知識がつくかもしれない。まあ、レシピを知りたい人はレシピ本読んだほうがいいけど。『冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと』ご飯を作りたい人は、読んで損なしです。

2019/01/19

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