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ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景

ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景

ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景

作家
福嶋亮大
出版社
PLANETS/第二次惑星開発委員会
発売日
2018-12-17
ISBN
9784905325123
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ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景 / 感想・レビュー

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ころこ

今上天皇が「平成に戦争は無かった」と述べられた時代が終わろうとしているときに、実はサブカルは、歪んだ形で好戦的で暴力的なイメージを増殖させてきた。その歪みは「敵」の表象として論じることができ、その「敵」の着眼点こそ日米の勝敗の分かれ目であったように、我が国の克服すべき問題である。本書は以上のように要約できます。他方で、それがなぜウルトラマンにだけ代理されているのかに必然性は感じられません。読んでいて常に頭の片隅にあったのは加藤典洋のゴジラ論でした。そぎ落としたものの微かに残った武器で論を張っていく加藤に対

2018/12/30

梟木(きょうぼく)

幼い頃に『ウルトラマン』を見た記憶は数えるほどしかないのだが、怪獣との決戦のたびに都市郊外にある開けた空間へと舞台を移す「演出」には子供ながらに疑問を感じていた。本書の著者はそのフラットな“背景”こそがまさに「戦後」の「風景」であったことを指摘し、丸谷英二から庵野秀明へと至る戦後サブカルチャーの系譜を明らかにして見せる。敗戦の否認から「戦争」をフィクションとして扱う作品が戦後に氾濫したという指摘はとりわけ重要で、怪獣特撮に見られる「専守防衛」の思想は「侵略国家」という現実を否認した結果とも解釈できる。

2019/06/21

Hiroo Shimoda

「ウルトラマンと」とあるがそこまでフォーカスされた印象は無く、特撮全般に広く触れたサブカル論。当たり前だが戦後は戦中と地続きであることが特撮を通して明示される。

2019/03/23

ますたけ

「」にやや閉口だが、戦後のこれらには敗戦国日本の捻れた欲望が読み取れるのか…。

2019/07/17

コウみん

ジュンク堂で見かけ、読み始めた本。 ウルトラマンと戦後のサブカルチャーについて批評した内容で最近知り合った人も結構おすすめしている。 切通さんの著書と似ている内容もあったりした。 宇野さんの編集本らしい。

2020/01/20

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