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独白 2011年3月 「北の国から」ノーツ

独白 2011年3月 「北の国から」ノーツ

独白 2011年3月 「北の国から」ノーツ

作家
倉本聰
1981年の放送開始から30年。文明の奔流に流されてきたこの日本を突如襲った東日本大震災。その悲劇に揺れる2011年3月、脚本家・倉本聰が初めて語った『北の国から』の時代への予言。
出版社
フジテレビジョン
発売日
0000-00-00
ISBN
9784905415008
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独白 2011年3月 「北の国から」ノーツ / 感想・レビュー

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penguin-blue

「北の国から」を題材に富良野塾のOBライター向けに行った講義をまとめた一冊。気心の知れた、自身の心情や想い、そして富良野の自然の厳しさを共有している相手に向けてだからゆえの踏み込んだ、くだけた語り口で語られるエピソードは作品の細部への想いやドラマの背景を伝えて興味深い。私はリアルタイムではなく、ほとんどは後からビデオ(笑)で見直した口だけど、それでもだいぶ経っているのにシーンのほとんどを思い出せるのにびっくり。本人が望んだこととはいえ、岩城滉一のボクシング、リアルだったのか…大事にならなくてよかったね。

2018/10/30

drago @弘前城ソメイヨシノ満開中。

我が心の古里『北の国から』。昨夏、富良野&麓郷を聖地巡礼した際に購入し、ゆっくり味わいながら読了。 ◆2年前、高校を卒業し暇そうにしていた息子とともに連ドラ第1話から再鑑賞を始め、先週『遺言』に到達。何度目であっても、次のセリフが分かっていても、そのたびに泣かされる不朽の名作。息子も期待どおり泣いていました。 ◆本書は、ドラマの背景や裏話が詰め込まれており、『北の国から』ファンにとっては必読の書。 ◆普通の本屋さんには置いていないようで、富良野を旅行したおかげで望外のお宝にめぐり逢えました。 ☆☆☆☆☆

2020/04/19

おさむ

北の国から制作開始30年を記念して、2011年に倉本聰さんがライター向けにシリーズ24話について赤裸々に語ったもの。途中で東日本大震災が起きて、モノにあふれた都会を捨てて、自然以外何もない故郷の富良野へ行った黒板五郎の潔さがより心に響いてきます。印象的なシーンの裏話のほか、倉本さんの哲学や生き様が満載で、ファンにはたまらない1冊。「森の時計はゆっくり時を刻む」大量生産、消費、廃棄という現代資本主義社会に慣れきってしまった私たちへの箴言が溢れています。読んでるうちにさだまさしの歌が脳内リフレインでした笑。

2018/09/12

きなた

「北の国から」巡りをしに富良野に行って買って来た本。倉本先生の目線を色々と知ることができ興味深く読みました。それからドラマの裏話もたくさん書いてあってとても面白かった。特にあの3本足のキツネを撮れた話にびっくり。子供の成長は早いから、そんなこともあるんですね。

2016/08/10

magurit

あの「北の国から」の裏情報やセリフが倉本聰氏の言葉で語られており涙しながら読んだ。

2021/09/21

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