悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー (マヤコフスキー叢書)
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悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー (マヤコフスキー叢書) / 感想・レビュー
まさむ♪ね
これは戯曲風の詩か、はたまた詩風の戯曲なのか。《登場人物 ヴラジーミル・マヤコフスキー(詩人、二十~二十五歳) その女友達(身長四~六メートル、台詞なし) 乾いた黒猫の群れを連れている老人(齢、数千歳) 片目片足の男 片耳のない男 頭のない男 恐ろしく顔の長い男 二つのキスを持ち合わせた男 ごく平凡な青年 小涙の女 中涙の女 大涙の女 新聞売子たち、少年たち、少女たち、その他。》とにかく詩人はやりたい放題、わたしの理解をはるかに超えてくる、でもそれでも読まずにはいられない、詩人マヤコフスキーの強烈な魔力。
2015/12/20
A.T
戯曲形式で登場人物が順に、詩のようなセリフをつぶやいたり叫んだり。アヴァンギャルドを標榜しつつ、実は古典的なスタイルというところがいい。
2016/11/14
cockroach's garten
あとで書きます
2017/08/26
ムツモ
うーん何とも、情景を思い描くのが難しい。自分が分かっているのかどうかも分からなくなる。これが上演されたのを見た人はどう感じただろう?悲劇というけど、ラストには少し明るさを感じた。自分を肯定できるのって強い力だから。
2015/06/26
Y2K☮
「ズボンをはいた雲」よりも前に書かれた戯曲風の詩。「ズボンを~」が衝撃的だったので、これも読んでみた。カルピスの原液を一気飲みしたような気分になった。所々に「おっ?」というフレーズもあるけど、感性の赴くままに書き散らかした印象が強い。作品とは呼び難い。理解ある訳者のおかげでまだ読み易いが、おそらく原文はもっと凄まじいはず。だが不思議と癖になる。何度でも手に取りたくなる。岡本太郎によると、芸術とは「見る人の心に何かしら強烈なものを残す」ものらしい。確かに自分の中の何かが刺激されて、今も妙に頭が冴えてます。
2014/08/19
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