読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集

世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集

世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集

作家
受刑者
寮美千子
出版社
ロクリン社
発売日
2016-09-30
ISBN
9784907542337
amazonで購入する

世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しいたけ

人に詩を聞かせること。人の詩に耳を傾け感じること。柔らかい色をした奇跡は、全てここからはじまる。詩は心。この場を与えられた感謝を表されると、重たい来し方が透けて見え、思わず目を閉じる。何も持たずに生きてきた彼らが、見上げて胸に染み込ませる世界の美しさ。その美しさが、私の感じる美しさとは違っていることを、いつも忘れないでいたいと思う。わかった気にはなれない。でもわからないとも思いたくはない。「あの日から 遠くなればなるほど おかえりなさい が聞きたくて」。おかえりなさい を言ってあげたくて。

2017/07/10

はづき

16年に本編は読み終わって、あとがき? だけ読み残してました。奈良少年刑務所、そこにやってきた少年たちの未来を、自分の人生を歩めることを願う。詩としての完成度は高くないけど、詩として作ったものを、詩として受けとめ、読み合えることの美しさ。ただ一作目の『空が青いから白をえらんだのです』(新潮文庫)の感動が強すぎて、つい比べてしまう。。。

2017/01/03

あきママ

とても素晴らしい。多くの人に読んでもらいたい。重い罪(強盗、殺人、レイプ、薬物)を犯した子らが入所している少年院。そこの子らの詩と、このプログラムを実践されて先生方の言葉。小さい子を育てているママにも読んでもらいたい。虐待される子が一人でも減りますように。加害者、被害者が一人でも減りますように。

2019/03/02

Luisa

自分の関わっている子に発達障害の子たちが何人かいる。みんなと同じ、ができなくて苦しんでいるんだろうか。 その苦しみや劣等感が強くなるとこんな未来が待ち受けているのかもしれない。 こちらも変わらなくちゃ。

2017/05/20

遠い日

『空が青いから白を選んだのです』『美しい刑務所 明治の名煉瓦建築 奈良少年刑務所』に続いて。2017年3月末を以って奈良少年刑務所は廃庁になることが決定されている。寮美千子さんは夫の松永洋介氏と共に、ここで2007年から受刑者たちに「社会涵養プログラム」の一つとして詩や物語の講師をしてきた。受刑者の心に寄り添い、作り物ではないことばで心の内を表現することを助けてきた。受刑者の胸の内、それぞれの苦しみや望みの吐露は切なく、時に受け止めかねるほどに重い。自分を認めることから始める更生。勇気のひとこと。

2017/03/25

感想・レビューをもっと見る