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おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語)

作家
寮美千子
小林敏也
出版社
ロクリン社
発売日
2019-01-18
ISBN
9784907542665
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ジャンル

おおかみのこがはしってきて (北の大地の物語) / 感想・レビュー

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yumiha

『あふれでたのはやさしさだった』(寮美千子))で奈良少年刑務所の社会性涵養プログラムとして「絵本と詩の教室」に使った絵本と知った。アイヌの少年がお父さんに「どうして」「どうして」と問う。まるで哲学みたひ。お父さんははぐらかすことなく答えてゆく。アイヌ文化の神髄をうかがわせる絵本。

2020/01/27

とよぽん

ロクリン社2019年1月初版。アイヌ民族の早口言葉から創作されたお話で、大地の恵みを讃える深い自然観が伝わってくる。「ねっこは みえないけれど ほんとは みんな つちから うまれた きょうだいなんだ。」 

2019/12/17

ヒラP@ehon.gohon

狼より偉いものは何? 氷で滑った狼の子を見て、お父さんと子どものやり取りが、不思議な展開を始めます。 狼より偉いのが狼だったらどうしようかと思っていたら、一番偉いのは土。 アイヌの哲学でしょうか? 納得というよりも、やり取りの展開を楽しみました。 氷でオチがつくのもユーモラスで好ましく思いました。

2019/05/11

かおりんご

絵本。アイヌのお話。誰が一番偉いか語られるところが面白い。アイヌのカムイに対する考えが色濃く現れている。

2020/07/26

みつばちい

末っ子に読んだ。アイヌの早口言葉をもとにした絵本。オオカミの子が氷の上で転ぶのは、氷の方が偉いから。でも氷はとける。それはお日様の方がえらいから、、とねずみの嫁入りのようにつながり、土が一番偉いとたどり着く。人も動物も植物も大地に育まれた、同じ根っこを持つ兄弟とのメッセージがよい。最後のユーモアにくすりとさせられた。

2019/06/07

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