KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

菊地成孔の粋な夜電波 シーズン1-5 大震災と歌舞伎町篇

菊地成孔の粋な夜電波 シーズン1-5 大震災と歌舞伎町篇

菊地成孔の粋な夜電波 シーズン1-5 大震災と歌舞伎町篇

作家
菊地成孔
TBSラジオ
出版社
キノブックス
発売日
2017-10-21
ISBN
9784908059810
amazonで購入する Kindle版を購入する

菊地成孔の粋な夜電波 シーズン1-5 大震災と歌舞伎町篇 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

阿部義彦

知る人ぞ知る菊地成孔さんのフリースタイルのラジオ番組の書籍化。菊地成孔さんの音楽では、初代と二代目「スパンクハッピー」はアルバムを愛聴してました。こんな素敵なラジオ番組をやっていたなんて知りませんでした。まず滅多なことでラジオでかからない音楽(ジャズ中心)をかけて独断と偏見にみちたトークを繰り広げる、山下達郎の「サンソン」とある意味双璧かも知れません。前口上だけでも毎回微妙に違って洒落のめしてます!「あなただけ今晩は。悲しみよ今日は。そして武器よさらば。」歌舞伎町に住んでるなんて今まで知りませんでした。

2017/11/20

zirou1984

語る言葉はフリースタイル、粋な台詞は夜の世界への導き手。人気ラジオ番組を書籍化した本作は何より「言葉」に主軸を置いた構成で、前口上やコント、テキストリーディングを主とした内容になっている。音源やゲストとの会話といったメインディッシュともいうべきコンテンツが抜け落ちているのは前菜のみのフルコース、もしくは本番無き前戯のようなもどかしさも感じてしまうのだが、それもまた菊地成孔らしさというべきか。バードやジョビン、EW&Fといった音楽家への真摯な愛情が滲み出ている部分についてはやはり心動かされてしまう。

2019/08/10

石光 真

彼のサービス精神はすごいな。モテる、というのはキャバクラで女の子を笑わせるストーリーテリングの力。インプロビゼーションの力でもある。どんなに社会を論じても左右のヘンなことは一言も言わないのはちょっとすごい。井上陽水なんて聞いてられないよ。

2017/11/02

のろのろまちこ

いろいろ時間が変わっても、ついていきます成孔さん。クッション集めてそこに埋もれながら、お酒片手に、いい音楽といい感じの与太話を聞けるのは、なんて贅沢なのでしょうか。只今は夜明け前の放送なので、紅茶ですが。その番組が書籍化。あのカミカミ、いえ、神神トークを脳内再生、楽しんでおります。例のごとく電車内で読むので、ニヤニヤしないように注意しつつも、ニヤリとしてしまいます。

2017/12/06

ますりん

TBSラジオの名番組。2012(シーズン3?)~2014あたり(~シーズン7?)に夢中で聴いていた。そうか大震災の直後にはじまった番組だったのか。本の内容としては特徴的な’「前口上」や「テキストリーディング」「コント」が中心でトークはかなり少なめ。ゲスト回トークは完全になし。大友良英さんとか山本信太郎さん、相倉久人さんとかの回面白かったのにな。”WBO”とか”~の気持ちになるらならば”とか”サラ太郎”とか懐かしいなあ。 巻末にセットリストが全曲掲載されているので、ちびちび酒飲みながら眺めるか。

2017/10/28

感想・レビューをもっと見る