キャプテン翼のつくり方
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高橋陽一「翼はロベルト本郷と一緒にブラジルへ渡らせるつもりだった」打ち切りからのライジングサン、最終回構想は…【インタビュー後編】
大空翼と若林源三の対決から始まったサッカーマンガの新たな時代。ロベルト本郷から伝授されたオーバーヘッドによって翼は若林からゴールを奪い、読者の心を奪った。『キャプテン翼』の人気に火が着き、街にはドリブルしながら走る子供たちが激増。高橋陽一先生の筆も走った。
■魅力的なキャラクターたちの躍動 少年ジャンプの三本柱「友情・努力・勝利」――努力でゴールを奪った翼が、勝利を得るために必要なものは「友情」だ。サッカーという同じ夢を抱く仲間やライバル。石崎了、岬太郎、日向小次郎、若島津健、三杉淳、松山光――シュナイダー、ピエール、ディアス、サンターナ、ナトゥレーザ……数えきれないほどのキャラクターが生み出された。
「いくら翼が天才でも、ひとりではサッカーはできないので、岬は対抗戦が始まる前から登場させようと考えていました。ライバルキャラたちは、やはり翼に対して『こんなヤツが挑戦してきたら試合が面白くなる』と考えて設定していました。ジャンプマンガの『バトル』の醍醐味ですね。
試合の結果は、ある程度は想定しながら描いていましたが、思いがけず点の取り合いになった…
2018/9/13
全文を読む『キャプテン翼』の運命を切り開いた、第4話の“オーバヘッドキック”――高橋陽一が語った、誕生秘話【インタビュー前編】
今から37年前、日本に空前のサッカーブームを巻き起こし、誰よりも早く「ワールドカップで優勝する」という大きな夢を掲げた『キャプテン翼』の連載が始まった。週刊少年ジャンプ1981年18号の巻頭カラーを飾る華々しいキックオフ。
だが、弱冠20歳の青年マンガ家・高橋陽一の握るペンが、日本サッカーの未来を切り拓き、やがて世界中の子供たちをとりこにし、ミラクルシュートに憧れて育った「翼チルドレン」たちが実際のワールドカップで戦う日が来ようとは、誰が想像できただろう。
時は流れ、『キャプテン翼』はシリーズ通巻100巻(2018年7月時点で103巻)を達成し、全世界での累計発行部数8000万部以上、4度目となるテレビアニメシリーズも絶好調――いまや世界的人気マンガ家となった高橋先生が、満を持して書き下ろしたのが、自身初となる自伝『キャプテン翼のつくり方』(repicbook)だ。
マンガという夢を抱いた東京下町の少年が、サッカーに出会い、いかにして『キャプテン翼』を生み出したのか? これまであまり語られることのなかった翼誕生秘話とともに、本書に込めた思い、そ…
2018/9/12
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キャプテン翼のつくり方 / 感想・レビュー
nonta09
高橋洋一先生が葛飾出身で、南葛が南葛飾から来ているとは知らなかった。てっきり静岡出身だと。。。(笑)
2019/09/08
derschnee
『キャプテン翼』はジャンプで読んだというより、アニメで観た印象が強い。これだけ強いコンテンツを作れて、しかもライフワークになっているってスゴイです。個人的には打ち切りになってしまったボクシング漫画『CHIBI』のこともきちんと書いていたのが良かった。
2019/03/12
Masaki Sato
キャプテン翼の作者の高橋陽一先生の自叙伝。マンガを描くのが好きだということに気づいてから学生の頃から出版社への持ち込み、編集者への飛び込みをした行動力、キャプテン翼ができるまでに何度もチャレンジしたという諦めない気持ちというのは作品の中での翼のスピーチなどにも表されている。南葛SCの後援だったりバイタリティにも納得。ただ早くオリンピック編終わらせて。。
2022/11/08
ジョイフル
デビューまでと初代の連載初期の試行錯誤が主となる自粛伝。 日本でのサッカーがメジャーとなる以前の様子も感じられてなかなか興味深かった。
2019/12/04
Ryohei Nishimoto
サッカーを少しでもかじったことある人ならば、この作品を避けては通れない。高橋先生は偉大なのである。
2018/09/25
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