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まる ありがとう

まる ありがとう

まる ありがとう

作家
養老孟司
平井 玲子
出版社
西日本出版社
発売日
2021-12-02
ISBN
9784908443671
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まる ありがとう / 感想・レビュー

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starbro

養老 孟司は、新作中心に読んでいる作家です。昨年亡くなった著者の愛猫「まる」追悼フォトエッセイ、著者の猫愛が溢れています。但し、まるをマヨラーにさせて、アメリカ人の太っちょのような肥満にしたのは、著者の責任だにゃあ(=^・^=) https://www.amazon.co.jp/dp/490844367X

2021/12/07

ぶち

養老孟司さんの愛猫"まる"との暮らしで感じた事についてたくさんのまるの写真と共に語ってくれています。人と暮らしている猫は、人間の都合や習慣に付き合うことでどこか人間っぽい行動や性格になっていくような気がする。猫は猫らしくあれという考えで、完全室内飼いではなく自由に家に出入りできる環境にいたまる。まるは猫として好きなようにやりたいように生きられて、とても幸せだったなのだと思いました。「まるは理屈なんか言わず、素直に生きて、素直に死んだ」と語る養老さんは、猫からすると最高の飼い主なのかもしれませんね。

2023/02/17

nyaoko

猫はもう、ずっと人のそばに居て、それがまた当たり前で、いなくても、いなくっても当たり前な存在。ふとした時にいたことを、いなくなったことを思い出し、養老先生はいかに「まる」が尊い猫だったかを書いている。飼い猫を通して見つめ続けたのは自身の死生観だったのでは。『足るを知る』人も、全ての人が、「まる」のようになれたらいいなと思った。猫はいい。猫はいい。

2022/05/26

ぶんこ

たくさんの写真に癒されました。まるちゃんだけではなく、花の写真もたくさんあって、散歩の時には植物図鑑アプリで花の名を調べては撮っていたそうです。私も早速同じアプリをいれました。娘さんが猫嫌いの母親が旅行中に家に迎え入れたそうで、ナイス!太めで大きな目、安心しきったどすこい座りと、何をしていても可愛い。養老孟司さんのお顔がいいですね。秘書さんのコラムもさりげなくていい。自分のお墓を考えたことから虫塚を造られ、そこにはご自身と勿論まる、そして虫に関わりのある人たちなら誰でも入っていいことにしたそうです。

2022/07/09

miww

養老さんの愛猫、まるさんが逝ってから1年。行きたいときに行きたい場所に行き、したい事をする自由気ままな生活を謳歌するまるさんとせんせいの優しい眼差し。たくさんの写真にまるさんが生きた証と一緒に過ごした大切な時間が凝縮されていた。死なれてみると気持ちの整理に時間がかかった。まるのいそうな場所にふと視線が向く。先生の飾らない言葉の中にまるさんへの深い愛を感じました。

2022/03/29

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