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ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える (まちライブラリー文庫)

ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える (まちライブラリー文庫)

ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える (まちライブラリー文庫)

作家
礒井純充
橋爪紳也
岸政彦
吉成 信夫
土肥 潤也
森田秀之
原田マハ
長塚 隆
平賀 研也
鋤柄 大気
出版社
まちライブラリー
発売日
2021-09-18
ISBN
9784908696053
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ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える (まちライブラリー文庫) / 感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

【読み納め】図書館本の「図書館本」(書き間違いでなく)。「世の中にはフェイクが溢れ、図書館には案内人がおらず、信用できるものといえば大型書店のPOPとアマゾンレビューだけ」(詠み人知らず)。調べ物等でちょくちょくお世話になっているけれど、当然まったく縁のない人もいるしなぁ、と当たり前ながら改めて思う。高校生の時には「勉強する場所」だったし、大学時代には「知の殿堂」というイメージだった。以前読んだ『スゴ本~』の影響で、まず書店で良書をチェックしておき、図書館で取り置いて寝かせてみる習慣が身について以来

2021/12/29

tamami

久しぶりに訪ねた隣町の書店で、平積みされていた本書には、地域に取材したブックツーリズムの話題が詳しく記されていた。2015年に関西で始まった「まちライブラリーブックフェスタ」。2020年に全国で開催されたイベントの中から、ブックツーリズムの実践と挑戦、マイクロライブラリーサミット2020を中心に、成果を披露している。本による町おこしであったり、小さな図書館作りを通しての地域の仲間づくりであったりと方法は様々であるが、関係者の本に対する熱い思いが伝わってくる。身近な場所に図書館を!と希望する皆さんの必読書。

2022/03/20

これはイベントを書籍化したもの。でも、きっと伝えたいのはお祭りではなく、"日常"の尊さ。「本のある空間」に絶えず人が来て、棚を編集し、語り合う。そんな風景が日本中に咲いたら面白い。ブックフェスタは、その種まきだ▼私も『まちライブラリー』のサポーターをしています。利用者同士で選書し合ったり、職員さんが「読書史」的なインタビューをしてくださったり。私は読書会やトークイベント、〈読書名刺〉を作る企画などをやってみました。まさに「創発」「発酵」の場に立ち会えて、楽しい日々です。

2021/10/10

izw

「まちライブラリーブックフェスタ・ジャパン2020」(2020/9/20~10/18)における様々は講演・発言をまとめたものであす。まちライブラリーを始めた磯井純充さんを中心に、ブックツーリズム、マイクロライブラリーなど、本に関わる新しい考え方、取り組みが紹介されている。本の内容は電子にできても、本という物体が持つ魅力はなくならないと信じる人が大勢いることが改めて分かり、心強い限りである。

2021/12/16

ganesha

ブックフェスタジャパン2020というイベントとブックツーリズム、マイクロライブラリーについて、多彩なメンバーによる講演が収録されている。デンマーク・オーフスDOKK1の病院と繋がった鐘、中高生のデートスポットにもなるぎふメディアコスモスと、図録が売れる割合が興味深く、奥多摩と茅野における本の重要さを羨ましく思いつつ読了。

2021/11/23

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