ライトノベル・クロニクル2010-2021 (ele-king books)
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ライトノベル・クロニクル2010-2021 (ele-king books) / 感想・レビュー
よっち
2010年から2021年にかけてその年のアニメ化された作品の中から累計発行部数の多い順(+出版産業史的重要作品)で1年5冊の計60冊を紹介した1冊。まえがきにあるように、まず本書は熱心なライトノベル読者よりは、あまり詳しくない人(特に文化批評の読者)が読むことを意図したもののようで、網羅的な紹介を意識したものでないため、読んだ実感としてはところどころでこれが入るのかとか、ここに入るのかと思う部分も散見されましたが、その考察や論点の整理、そして中韓ラノベ事情なども扱ったコラムは興味深く読むことができました。
2021/04/25
akihiko810/アカウント移行中
2010-2021のラノベ作を紹介・論評。印象度B+ ラノベはまったく読まないが、アニメ化や漫画化でタイトルだけは知ってるような、有名作が多かった。こんなにラノベが多いなんて驚きである。物語はテンプレ、というかフォーマットがあって、それに個性をつけるという感じなのだろうか。ラブコメ、ハーレム、異世界転生…トレンドの変遷が知れて面白かった。
2021/07/30
niz001
2010~2021まで『現象としての』ラノベ論評。本筋よりも各コラムの方が興味深い。「はじめに」で選択基準が明示されてるので納得。
2021/03/24
ニョンブーチョッパー
★★★★★ 2010年代のライトノベルに関して、各本の内容紹介と時代の流れの中でどういう位置づけにいるのか、類似の作品との相違点などがよく分かる。紹介されている小説は、各年を代表する5冊なので、いずれも読んでみたい。あと、時が来たら次の10年分も読みたい。
2024/03/28
優
最近のラノベについて知るために購入。かなり面白く読めた。気になる作品があればそれについて読むのもあり。当時は扱われていた作品を読んでた時期は作品ののことだけしか見ていなかったけど、そういう社会現象か、とか、市場についても簡単に知ることができて面白かった。
2021/03/29
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