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高田渡に会いに行く

高田渡に会いに行く

高田渡に会いに行く

作家
なぎら健壱
出版社
駒草出版
発売日
2021-01-18
ISBN
9784909646354
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高田渡に会いに行く / 感想・レビュー

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MICK KICHI

盟友、なぎら健壱氏による高田渡回想。没後聖人化するイメージとは逆の姿を浮き彫りにする。と言ってもそこには限りなく愛に溢れていて露悪的な姿勢は全く感じない。高田渡と言うペルソナに意識的にか、我知らずか埋没したあげく、酩酊伝説を数限り無く残して去っていった幼少期からの孤独感と人好きな寂しがりの人生がそこに見えてくる。フォークソングをルーツミュージックの側面から根本的に考え直すきっかけになり、「替え歌」による日本の詩歌との芸術的に昇華されたカバーソングに魅了された自分にとって非常に興味深い内容であった。

2021/03/31

りょうけん

<渡> この本,渡るさんと親しかった方との対談の合間に筆者のなぎら健壱が自分と渡るさんとのエピソード話をうまく挿入して語り繋いでゆくという方法がとてもいいです。 対談の丸写し記述だけだとどうしても面白みに欠け ますもの。対談って一字一句をそのまま書くだけでは本当につまらない本にしかならないですから。だってそもそも100%本になる前提で対談しているわけではないかもしれないし,目の前に相手が居るからばこそその話をして面白かったりするのです。

2021/01/27

古本虫がさまよう

証言(インタビュー)が「二段組」の小さめの活字。還暦世代には読むのが辛いかも?彼のお父さんは共産党員だった時期があるとかそんな話も出ていた。なるほどね? だから自衛隊風刺歌を作ったのか。高田さんも「赤旗」に関係する印刷所の文選工の仕事に就いたりすることもあったとのこと。自宅では「赤旗」を購読していて、その影響を受けた? ファンには興味深い一冊でしょう。「自衛隊に入ろう」は、歌詞はともかくメロディ的にはまったく好きになれない代物(ネットで聴きました)。「人民解放軍に入ろう」なんて歌も作ればよかったのに?

2021/05/13

ターさん

高田渡氏は今や伝説の人物になった。その実像は、「渡ちゃんは優しい人」と思われているが、「誰に対しても“その人が言われたら一番嫌なことを言う人”だった」という。在りし日、なぎら氏と並んで歌っていた姿を思い出す。なぎら氏は時折、渡氏の様子を見ていた。あれは音楽的な視線だけではなかった様な気がする。釧路で亡くなって、羽田に櫃が運ばれたのを迎えたのは井上陽水氏だった。それに、なぎら氏は「なんだか分からないんだよね」と、今でも納得していない様子。学生時代、ぐゎらん堂に一緒に行ったW君。あれからどうしてる?元気かあ?

2021/04/21

いたる

酔いどれフォークシンガーの高田渡(1949-2005)の実像を探るべく、なぎら健壱が彼の家族や盟友たちへの「聞き取り調査」を敢行した記録 (笑) 僕も幼い頃に吉祥寺ですれ違ってたんだろうなぁ。

2021/01/23

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