その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説
その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説 / 感想・レビュー
ぜんこう
北野勇作さんのほぼ100字で書かれた小説(?)130編。飯田茂実さんの『一行物語集世界は蜜でみたされる』みたいで僕はこういうの好き。 起承転結の特に「結」がないので想像力が働いたり、不穏な空気になったり、とにかく全体にシュール。イラストもなかなかいい。 こういう発想を種にして北野さんの不思議な世界ができあがるんだろうなと思わせる。
2018/11/04
かわうそ
ショートショートでも単なる書き出しでもなく、たった100字で読み手の感情を揺さぶり想像力を喚起する新ジャンル誕生。この文字数で、たしかにこの著者の作品だと感じられるのもすごい。
2018/09/24
みんち
「ひとり北野勇作祭り」、年をまたいでもうちょっとだけ継続中。というワケで、新年最初の一冊は『その先には何が!? じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説』を読了。これは氏がツイッター上で不定期に投稿していた「1度に書き込める文字枠内で成立する一つの短篇」をピックアップして一冊に纏めたもので、そのため1ページにつき1つ、全部で130もの物語を収めた、ポケットに入るような大きさの本でありながら、読んでみると意外にもたっぷりとしたボリュームを楽しめる一冊になっている。
2019/01/05
宇宙猫
★★★ 短い文なのに、なにかモヤモヤが残るとしか書けない
2019/03/06
マツユキ
CDサイズが可愛い本。ほぼ100字の小説が、130話。ちょっとずつと思っていたのに、止まらず、そのまま最後まで読了。一編ずつ、ぞくっ、ぞわぁ。でも、どこか心地好い。北野さんだなあ、と思う。
2019/09/22
感想・レビューをもっと見る