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酒呑みに与ふる書

「酒呑みに与ふる書」のおすすめレビュー

誰だって“酒の力”を借りたい日もある――酒を片手に読みたい『酒呑みに与ふる書』

『酒呑みに与ふる書』(キノブックス)

「酒呑み」という言葉にはどこか郷愁を感じる。私自身、決して大酒飲みというわけではないが、酒のある時間は大好きだ。友人と一緒にワイワイと、また自宅で夕食後に一人で嗜む程度に酒を楽しんでいる。かつて、日本を代表する文豪たちの中には酒豪も多かったとか。酒にまつわる逸話も多数残されていて、酒が原因で体を壊した人も多かったという。そんな文豪や作家たちの酒にまつわる小作品が読めるのが『酒呑みに与ふる書』(キノブックス)だ。本書は、エッセイや詩、俳句、漫画など、ジャンルの垣根を越えて過去のさまざまな作品が収録されている。一貫しているのは、すべて酒に関する作品だということ。酒好きの人たちにぜひとも手にとってもらいたい本だ。

 まず目次を開いて驚くのは、そのそうそうたるメンバーだろう。冒頭部分には、現代作家として人気の村上春樹や川上未映子、角田光代諸氏の短いエッセイが掲載されている。おいしいカクテルについてや、ノンアルコールビールの魅力などテーマはさまざま。自身の経験に基づく酒エッセイは作家たちの生活を垣間見るようで興味深い。

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2019/3/30

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酒呑みに与ふる書 / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

五月に京都で書店めぐりをしたときに買った一冊。上京区俵屋町の「誠光社」であった。装丁はあまり好きではない。表紙にごちゃごちゃと活字が踊っているしその書体も陳腐だ。美しくないのである。しかし、このアンソロジーに収められている作品の作者を見るや、これほどの豪華作家陣を目にして買わずにはいられないではないか。

2019/08/31

テクパパザンビア

面白かった。ボードレールの酔うことだは最高に良かった。絶えず酔うことだで勇気をもらった、今日も昼から飲める。酒呑みに与ふるのは書やなしに酒ですが…。

2019/06/18

あつこんぐ

図書館本。途中飛ばし読みした所もありましたが(^_^;)伊集院静さんが向かいの席で呑んでいた日馬富士に相撲をとりに行こうとして、周りから全力で止められたエピソードに爆笑してしまいました。ワテクシ、昔はワインも焼酎も飲めたのですが、最近はビールしか呑めなくなってしまいました。ウィスキーもブランデーも渋い男の人のものというイメージですが、ウィスキーはちょっと呑んでみたいです。楽しいお酒が呑みたいですねぇ。

2019/04/04

千穂

内田樹氏の食についてのエッセイが良かった。同じテーブルを囲んで、家族が同じものを食べていてもテレビを見ていて無言であるならそれも個食。細胞レベルで、同体化出来る人と食事を共にしたい。今の私の気分。とにかく美味しいねぇと言いながら食事したいのよ〜お酒呑みながら。ふふふっ私は酒好き!

2019/12/27

kaoriction

酒にまつわるエトセトラ。かの文豪から現代作家、文化人などの小説あり、エッセイあり。詩に漫画まで。酒呑み、酒好きによる酒呑みのための?酒呑みに宛てた? なんだかよくわからないのだが、酒にまつわるエトセトラ、与ふる書。個人的には亡き安西水丸氏の文章を読めただけで満足。最近の私の小確幸はカクテルグラスに焼酎を強〜い炭酸で割ってごろっとしたレモンを切り入れて飲む、というものだが、水丸氏の文章にぐい呑みで日本酒を呑みたくなった。何はともあれ、「酔うことだ。絶えず、酔うことだ!(ボードレール)」。さあ、今夜も呑むぞ!

2019/09/12

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