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ムラサキ 1 (LINEコミックス)

ムラサキ 1 (LINEコミックス)

ムラサキ 1 (LINEコミックス)

作家
厳男子
出版社
LINE Digital Frontier
発売日
2018-09-01
ISBN
9784909767011
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「ムラサキ 1 (LINEコミックス)」のおすすめレビュー

このマンガ、『ムラサキ』の魅力は言葉にできない!

『ムラサキ』(1)(厳男子/LINE Digital Frontier)

 椎名林檎は「どうして歴史の上に言葉が生まれたのか」と歌い、ICEの国岡真由美は「人は言葉の代わりに 伝える術を失くした」と歌った。小田和正なんてもの凄い。「嬉しくて嬉しくて 言葉にできない」の後、サビで「LaLaLa LaLaLa」。マジで言葉にしていない。

 つい音楽のたとえ話を続けてしまったが、ことは音楽に限らない。言葉の無力さを痛感し、「言葉の代わり」となるモノを表現しようというトライアルは、古今東西さまざまなジャンルのクリエーター達が挑戦してきた。

 電子コミックサービス「LINEマンガ」にて連載中で、9月1日にコミックス1巻が刊行される『ムラサキ』(厳男子/LINE Digital Frontier)は、その最新のトライアルだ。題材はズバリ、創作ダンス。

(C) Kibidango / LINE

 ぽっちゃり眼鏡の一条紫(いちじょうむらさき)は、創作ダンスに情熱を燃やしている女子高生。ひょんなことから学園のアイドル・菫ソラの背後で、彼女に気付かれぬよう全身全霊のダンス…

2018/9/8

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言葉ではない、身体を使ったコミュニケーションを、マンガに。『ムラサキ』作者・厳男子最速インタビュー

電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載されているオリジナル作品、『ムラサキ』がどうかしている! 中毒症状を訴える読者が続出し、なんとコミックス1巻刊行前に「次にくるマンガ大賞2018」Webマンガ部門に入賞。作者の厳男子に直撃した、世界初(!)のインタビューをお届けします。

『ムラサキ』(1巻) 厳男子 LINEコミックス 620円(税別) ダンスに魅せられた女子高生、一条紫は想い人への気持ちを陰ながらダンスで伝える変態男、翡翠翔之助と運命的な出会いを果たす。彼と共に創作ダンス部設立に向けてスタートするはずだったのだが――!? 読者の圧倒的支持を集めたLINEマンガのオリジナル作品が待望の単行本化!    ぽっちゃり眼鏡女子の一条紫は、かつて鑑賞したステージで憧れを焚き付けられ、創作ダンスに情熱を燃やしていた。部を作るために奔走したが、学内に賛同者は現れない。しかし、ひょんなことから学園のアイドル・菫ソラの背後を追いかけ、全身全霊のダンスを捧げる人影に気付く。その正体は、翡翠翔之助。彼を創作ダンス部に入部させるため、紫は25キロの減…

2018/9/18

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ムラサキ 1 (LINEコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

わち ⊱^>ω<^⊰ฅ

墨で描いたような大胆な表紙に捕らわれて読んでみたら中身もとにかく凄かった! とゆーかヤバい、なにこれ(笑) 簡単に言うと、創作ダンス部を設立したいJKが部員と顧問の募集に奮闘中。 全力で芸術を表現する様が凄まじい、そして全力でおフザケするギャグまで凄まじい! あらすじが意味不明だよ(笑) "踊りながらストーキングする男" "変態イケメンダンサー捕獲作戦"…面白すぎかw

2018/10/10

ノベツ

超画力&ギャグ! 久々にWEB試し読み後即ポチった怪作。創作ダンスがテーマだが、ダンスの域を超える描写が感動的。静的な絵も綺麗でギャグも映えるのだけど、動的な絵が本当に勢いを感じる。見開きだとより躍動的。実に良いものを読んだ。しかし、2巻が今年春予定になってるのにまだ売られてないんですけど!

2019/06/23

プロムナード

アフタヌーンに掲載された本作プロトタイプに魅了されて以来、ふたたびあの衝撃を味わえるとは思わなかった。帯にあるとおり、まさしく魂を震わせるマンガ。「むかし観たことがあるの。魔法のような舞台をーー本当に現実だったのか、疑ってしまうほどの衝撃」……こういう原体験を核にした物語は大好きです。

2019/04/06

pugyu

LINEマンガで読んで気に入りました。太めのムラサキちゃんの出番はちょっとだけでした。あんなに山登って膝悪くしなかったんだろうか。ストーリーより流れるような絵が好きですね。

2022/01/17

5263

作中で「脳にソーダ水ぶち込まれた感覚」ってセリフが出てくるが、まさにそんな感覚だった。 言葉を使わずにダンスで語り合う高校生たち。自己と他者の境界線が曖昧になり、溶け合っていく精神。 その表現が絵画的に描かれていて、読者の身体性すら揺らがす強いパワーが溢れ出している。 この作品は「言葉」から私たちを自由にさせてくれる作品だと思った。

2021/06/19

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