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水晶内制度

水晶内制度

水晶内制度

作家
笙野頼子
出版社
エトセトラブックス
発売日
2020-08-12
ISBN
9784909910073
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水晶内制度 / 感想・レビュー

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還暦院erk

図書館本。『殺人出産』以上にブッ飛んだディストピア小説らしいと、手に取った。初めの部分、夢か妄想かという状況、3回くらい繰り返して読んでも良く分からなかった…が、先へ進むと、いろいろ「うわーっ」だった。まぁ、とにかく「うわーっ。」特に原発の「原」の字が特殊な字体で、太文字で書かれたりすると超不気味(夜中にこの字を見せられたら叫ぶレベル)。「…子供を育てたいか。要らない。生んで三秒で飽きて捨てたい。だって『パクパク』という擬態語を使ってまで自分の子供の食欲なんか描写したくないから」←ここ、何故か笑えた。

2021/06/18

shousetumikan

私の神は私だけの神であって、他の何人たりとも価値を下げたり、貶めたり、引きずり下ろす事などできない。…自分の神を大事にしようと思える大事な作品です

2021/07/17

37

女たちのレジスタンス。性愛なき世界。神話の語り直し。ナラティブが大事だというのは、最近特に聞かれるようになった気がするが、しかしこれが書かれたのは10年も前のことなのだ。 夫や元恋人の男性に暴力をふるわれて亡くなる女性のニュースを頻繁に耳にする。まったく見ず知らずの男性に、暴力をふるわれたというケースも聞く。日本だけではなく海外でも女性の安全は担保されていない。ウラミズモの女性たちの男性への仕打ちは酷いものだが、これは現実の反転でもあるのだ。 だから、当然(だと思う)私はウラミズモに住みたいとは思わない。

2020/09/14

かめすけ

「タイムスリップ・コンビナート」に続く笙野頼子2作目。絶版になっていた本作をフェミニズム系の出版社であるエトセトラブックスにより、作者の巻末のあとがきを加えて再版されたもの。相変わらず不思議なストーリーだったが、「原発」の「原」のフォントが終始オリジナルのものであったのは肝を抜かれた。日本神話とフロイトの夢解釈を学ぶきっかけになった。これは物語の核をつかむのに必要な行為かもしれない。あとがきp285「現実のフェミニズムはもう最初から捕獲の花園だったのではないか」

2021/10/05

みやったー

内臓から湧き上がる痛みのような読後感

2021/07/22

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